中古車購入ガイド
更新日:2026.04.02 / 掲載日:2026.04.02
シエンタから個性派・カングーまで!予算150万円で買える人気のライト級ミニバン6選

子育て世代を中心としたファミリー層の支持を集めるクルマがミニバンモデル。なかでも全長4.5m以下のライト級(コンパクト)ミニバンは、取り回しや燃費の良さといったコンパクトカーのメリットと、便利なスライドドアを搭載するというミニバンのメリットを兼ね備えており、人気が高いボディタイプです。
今回は、そんなライト級ミニバンから、予算150万円で買えちゃうお値打ちモデル6台をピックアップ。街中でよく見かけるあの人気モデルから、個性的なスタイルが楽しい輸入車まで取り揃えました。
- 【候補・その1】コンパクトミニバンの人気モデルがお買い得に!トヨタ・シエンタ(170系・先代型)
- 【候補・その2】格安で狙える人気モデル。ホンダ・フリード(GB3、4系・先々代型)
- 【候補・その3】燃費にもこだわるならこの1台。ホンダ・フリードハイブリッド(GP3、4系・先々代型)
- 【候補・その4】ドライブが楽しくなる個性派ミニバン!ルノー・カングー(KW・先代型)
- 【候補・その5】コンパクトミニバン級の使いやすさが自慢。ダイハツ・トール(M900系・現行型)
- 【候補・その6】価格良し、タマ数良しの人気モデルも狙い目。トヨタ・ルーミー(M900系・現行型)
- お買い得な中古車購入で失敗しないために。気をつけておきたい5つのポイント
【候補・その1】コンパクトミニバンの人気モデルがお買い得に!トヨタ・シエンタ(170系・先代型)

・中古車平均価格:148.6万円
・物件掲載台数:約3,000台
・150万円以下の物件の割合:42.9%
シエンタは、「小粋でユースフルな7人乗り」をテーマに、2003年に誕生したコンパクトミニバン。これまでのコンパクトミニバンにはなかった丸みのあるスタイルや、赤ちゃんを抱えるママが使いやすいデザインを反映。さらにカラフルなボディカラーを取り揃えるなど、オシャレさにもこだわり人気を獲得しました。
2015年に登場した2代目・170系モデルは、トレッキングシューズをモチーフにしたアクティブなデザインに変身。スライドドアの乗り込み高さを従来型比で55mm低くし、ドア実開口幅を50mm拡大するなど、使い勝手の良さに磨きをかけました。また、2018年には車内をより広く使える5人乗り・2列シート車の「ファンベース」が新たに設定されています。

170系シエンタは、販売終了から約3年半が経過。グーネットの登録台数は約3000台に上り、豊富なタマ数が魅力。最新の中古車平均価格は148.6万円、150万円以下の個体の割合は42.9%で、新車時と比べてお買い得度が高くなっています。
グレード別では、ガソリン車の上位グレードである「G」系が41.1%と最も多く、ハイブリッド車の「ハイブリッド」系が33.8%と続いています。5人乗り仕様の「ファンベース」は、ガソリン車・ハイブリッド車ともに8%台と少なめな傾向にあります。
オススメグレードはコレだ!

シエンタは燃費性能が良く、特にハイブリッド車は実燃費で18~20km/Lの好燃費が期待できる点も魅力。さらに上位グレードの「ハイブリッド G」なら、LEDヘッドランプやトヨタセーフティセンスなどの上質装備も揃っているため、お買い得感の高い1台と言えます。
装備の充実ぶりにこだわるなら、オススメは「ハイブリッド G クエロ」。こちらは「パーキングサポートブレーキ」「オートレベリング機能付きLEDヘッドライト」などが搭載されています。150万円以下という条件下ではタマ数が限られてしまいますが、狙う価値は高いと言えるでしょう。
【候補・その2】格安で狙える人気モデル。ホンダ・フリード(GB3、4系・先々代型)

中古車平均価格:52.0万円
物件掲載台数:約730台
150万円以下の物件の割合:99.2%
2008年に初代モデルが誕生したフリードは、7人乗り仕様車の2列目にキャプテンシートを設定するなど、ゆとりのある室内空間が自慢。ファミリー層を中心に反響を呼び、この年の下半期にはミニバンタイプでトップの販売台数を記録しました。
初代モデルに当たるGB3、4系は、7人乗り・8人乗り仕様に加え、5人乗り仕様の「フレックス」グレードを設定し、多様なラインナップを展開。2010年のマイナーチェンジ時には、燃費優先の走行モードである「ECONモード」を搭載するなど利便性を向上させています。

GB3、4系フリードは2008年~2016年の8年間にわたり販売され、グーネットには約730台が登録。販売終了から丸10年を迎え、市場価格は52.0万円とほぼ底値に近い状態になっています。
グレード別で見ると、人気オプションを標準装備に加えた「G ジャストセレクション」が過半数を占める50.9%でトップ。スタンダードな3列シートを備える「G」グレードが23.5%で続いています。
オススメグレードはコレだ!

そんなフリードのオススメグレードは、装備の充実ぶりとタマ数のバランスが良い「G ジャストセレクション」。助手席側パワースライドドア、フルオートエアコンなどの快適装備が標準装備されており、十分な使い勝手の良さを確保しています。2011年以降のモデルはスマートキーやイモビライザーが標準装備されているので、装備面にもこだわるならより新しい年式で絞り込むとよいでしょう。
【候補・その3】燃費にもこだわるならこの1台。ホンダ・フリードハイブリッド(GP3、4系・先々代型)

中古車平均価格:62.9万円
物件掲載台数:約450台
150万円以下の物件の割合:99.1%
前述のフリード登場から3年後に設定されたフリードハイブリッドは、1.5LエンジンにIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)システムを組み合わせたハイブリッド車。6人乗り仕様車と7人乗り仕様車の2タイプを揃え、21.6km/L(JC08モード)の優れた燃費性能が長所となっています。
ガソリン車よりもワンランク上の装備を採用している点がポイントで、専用のマルチインフォメーションディスプレイ、デジタルメーター、遮音機能付きガラス(フロントウィンドウ)を標準装備。さらに、上位グレードとして設定された「ハイブリッド ジャストセレクション」は、通常モデルではオプション装備の運転席側パワースライドドアを標準装備しています。

初代フリードハイブリッドは、ベースグレードと「ジャストセレクション」の2グレード展開で、グーネット登録台数は約450台。その8割以上が、上位グレードの「ジャストセレクション」という状況です。最新の中古車市場価格は62.9万円で、ガソリン車に比べると10万円程度高くなっていますが、装備の充実度も高いため、お買い得なクルマに挙げられます。
オススメグレードはコレだ!

そんなフリードハイブリッドのオススメグレードは、やはり「ジャストセレクション」の1択。運転席側パワースライドドアやスマートキーなど、あると嬉しい装備が揃っている点は見逃せません。なお、ジャストセレクションの装備に加え、本革巻ステアリングホイール/セレクトレバーなど室内の上質感をアップする装備を備えた「プレミアムエディション」もありますが、こちらはジャストセレクションの10分の1未満という登録台数の少なさがネックとなっています。
【候補・その4】ドライブが楽しくなる個性派ミニバン!ルノー・カングー(KW・先代型)

中古車平均価格:119.3万円
物件掲載台数:約340台
150万円以下の物件の割合:66.3%
フランス生まれの「ルドスパス(遊びの空間)」の愛称でも知られるルノー・カングーは、本国での登場から約4年後の2002年に日本上陸。初代モデルは全長3995mmというコンパクトサイズながら、両側スライドドア、開口部の広いバックドアなど現行型に通じる特徴は健在。おなじみの観音開きのダブルバックドアは、2003年より国内に導入されています。
2代目のKW型は、初代モデルから全長を20mmアップ、ホイールベースも2600mm→2700mmにサイズアップし、室内空間を拡張。個性的なボディカラーが目を引く限定車「クルール」も導入され、ファンの間では春の風物詩として定着しています。

KW型カングーは2009年~2022年の約13年間にわたり販売され、グーネットの登録台数は約340台。そのうち3分の2が150万円以下となっており、比較的狙いやすいモデルです。なお、最新の中古車相場は119.3万円と新車時の価格に比べて100万円以上も下がっており、お値打ち度が高くなっています。
グレード別でのトップは、2013年のマイナーチェンジに伴い設定された上位グレードの「ゼン」系(40.6%)。それ以前にベースモデルとして設定されていた「1.6」系が23.4%となっています。
オススメグレードはコレだ!

ユニークなスタイルのKW型カングーはそれだけで所有欲を満たしてくれるモデルですが、そのなかでオススメグレードを挙げるなら「ゼン」。オートエアコンやオートワイパーといった装備もさることながら、“カングーらしさ”をより主張するボディ同色のフロントバンパーがポイントに挙げられます。
ビジュアル重視で選ぶなら、年式ごとに設定された、こだわりの限定カラーが特徴の「クルール」がイチ推しです。
【候補・その5】コンパクトミニバン級の使いやすさが自慢。ダイハツ・トール(M900系・現行型)

中古車平均価格:134.6万円
物件掲載台数:約1,000台
150万円以下の物件の割合:55.5%
国産車のなかには、厳密にはミニバンのカテゴリーではないものの、コンパクトミニバンのような感覚で使えるトールワゴンも。3列シートが絶対の条件でなければ、こちらも検討してみる価値があるでしょう。
そんなトールワゴンのなかで推したいのがダイハツ・トール。「子育てファミリーの日常にジャストフィットするコンパクトファーストカー」として開発され、前席から後席へアクセス可能なフロントシートウォークスルーを採用。リアシートはダイブイン機構を採用し、長さのある荷物もラクラク積み込める利便性の高さが大きなメリットです。

M900系トールは2016年の発売以来、現在も販売中のモデル。それながらグーネット登録台数が約1000台と豊富なタマ数で、なおかつ最新の中古車相場が134.6万円と手ごろな価格帯になっている点は見逃せません。およそ2台に1台が150万円以下となっているので、好みの条件に合う1台をリーズナブルに購入できる確率が高いこともポイントです。
グレード別の登録台数を見ると、最上位グレードに当たる「カスタムG」系が69.1%と大多数を占めています。スマートなデザインの「G」系は19.1%、ベースグレードの「X」系は11.8%に留まっています。
オススメグレードはコレだ!

そんなトールでオススメグレードは「カスタムG」。カスタムグレードならではのメッキグリルや本革巻ステアリングホイールなど、内外装の上質さに目を奪われがちですが、利便性の高い装備を採用している点もポイントで、撥水加工のシート、LEDフォグランプ、アクセサリーソケット(ラゲージ内)はカスタムG系だけの標準装備なんです。
タマ数は絞られてしまいますが、2020年以降のモデルならアダプティブクルーズコントロール、電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド機能も標準装備にプラス。日ごろ運転する機会の多い方に、特にオススメしたいモデルです。
【候補・その6】価格良し、タマ数良しの人気モデルも狙い目。トヨタ・ルーミー(M900系・現行型)

中古車平均価格:146.6万円
物件掲載台数:約5,400台
150万円以下の物件の割合:41.8%
ダイハツ・トールをオススメするなら、姉妹車のトヨタ・ルーミーも外せません。基本的な性能・機能はトールと共有しており、初期モデルについては通常車・カスタムモデルともに大きなフロントグリルを備えているのが特徴です。
2020年にマイナーチェンジされ、予防安全機能「スマートアシスト」を全車標準装備に。ウェルカムパワースライドドア、充電用USB端子も標準装備に加えられるなど、使いやすさが高められました。

トール同様に現在も販売中のルーミーは、グーネット登録台数が約5400台とタマ数の豊富さも魅力。最新の中古車平均価格は146.6万円でトールに比べると1割弱ほど高くなっていますが、新車時の最安価格より30万円近く安く、お値打ち感は高いと言えるでしょう。
グレード別での登録台数は、最上位グレードの「カスタムG」系が65.1%で最多。シンプルなデザインの「G」系は22.1%で、トールと比べると少し割合が高くなっています。
オススメグレードはコレだ!

ルーミーのイチ推しグレードは最上位モデルの「カスタム G-T」。ターボエンジンを搭載しているので、定員いっぱいに人を乗せていたり、荷物が多い場合もストレスなく加速できる点が魅力です。また、トールの「カスタムG ターボ」系の登録台数が300台程度であるのに対し、ルーミーは4倍の約1200台とタマ数が豊富なので、好みの条件に合う個体を探しやすいのもメリットと言えるでしょう。
お買い得な中古車購入で失敗しないために。気をつけておきたい5つのポイント

低価格の中古車は、新車を買うよりも大きくコストを抑えられるのがイチバンのメリット。そのメリットと並んで、購入時に注意しておきたい5つのポイントがあります。
1.故障リスクが高い:経年劣化・修復歴があるなど個体によって予期せぬ故障が起こりやすい
2.保証がない/保証期間が短い:修理の際、費用が高額となるケースが多い
3.税金が高額になる場合がある:新規登録から13年、18年が経過すると自動車税や自動車重量税が増額となる
4.機能・装備の不足感:先進の安全機能や快適装備、カーナビなどあると便利な機能が付いていないことがある
5.売却時の評価が低い:売却する際の査定額はあまり期待できない
一物一価の中古車は個体によって状態はさまざま。価格が抑えられた車両については、低年式、過走行車、事故車・修復歴がある、不人気のカラーなど、安く買えるだけの要因が必ずあります。購入する前には自分の目で見たり、販売店スタッフに問い合わせるなどして現在の状態をキチンと把握しておくと、購入後の不安を減らすことができるでしょう。
>>「グーネット」アプリのダウンロード・アップデートはこちら
ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。