モーターショー
更新日:2022.03.16 / 掲載日:2022.02.10
米国トヨタ シカゴモーターショーで新型セコイアを初公開

米国トヨタは、現地時間の2月12日から21日まで開催されるシカゴオートショーに、新型セコイア、2022年モデルのタンドラ・キャップストーン、bZ4Xなどの新モデルを出展することを明らかにした。あわせて59台の車両が展示され、新機能やアップグレードの内容が紹介される。
新型セコイアを初公開、タンドラ・キャップストーン、bZ4Xとトヨタの最新ラインナップ!


今回、トヨタのブースでは2022年型タンドラの試乗が可能。来場者はプロのドライバーと同乗し、オフロード性能を体験するために複数のコースでハンドルを握ることができる(有効な運転免許証とマスク着用が必要)。
また、電気自動車のグローバルシリーズ第一弾「bZ4X」も登場する。bZ4XはBEV専用の新プラットフォームe-TNGAをベースにし、オン・オフ問わず走行性能を発揮する新AWDシステムを搭載。前輪駆動モデルの一充電走行距離は、メーカー推定で最大250マイル(約121km)となっている。内外装ともにハイテクかつエモーショナルなデザインで話題の同車両は、2022年春の発売予定。
また、70年代~80年代のトヨタのキャンピングカーをオマージュしたタコマのカスタムカー“タコジラ”や、GR86、TRDデザートチェイス・タンドラ、NASCARタンドラ、スープラ・スポーツトップ、ブッシュ・NASCARカップなどが展示される予定となっている。
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3代目・完全刷新の新型セコイア




2022年夏に発売される新型セコイアは、豪華さと快適性、テクノロジー、新しいハイブリッドパワートレインによるパフォーマンスをもつフルサイズSUV。グレードはSR5、リミテッド、プラチナム、TRDプロ、キャップストーンの5種類が設定される。
強力なツインターボV6ハイブリッドエンジン「i-FORCE MAX」を搭載し、437馬力と583 lb.ft.のトルクを発生する。独立したフロントサスペンションが採用され、ラックマウント式電子パワーステアリングによってステアリングフィールを向上。また、最新のマルチリンクリアサスペンションで滑らかな乗り心地を実現している。
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新型タンドラ 注目は新設定の高級グレード“キャップストーン”



2022年モデルのタンドラは、現行エンジンよりもパワフルな2つの新型パワートレインや、牽引力と積載力の向上、新デザインのマルチメディアシステムなど先代モデルからさらに進化した。
上位グレードとして設定された「タンドラ キャップストーン」は、プレミアムな装備を与えられた新ラインナップ。同グレードにはタンドラ史上最大の22インチクロームホイールを標準装備し、特徴的なグリルやクロームミラーキャップ、クロームトリムアクセントなど、豪華な専用装備を多数備える。インテリアにも、キャップストーンのみのブラック&ホワイトのカラーコンビネーションセミアニリンレザー調シートを標準装備する。
新型セコイアと同じく、V6ツインターボエンジンをベースにしたハイブリッドパワートレイン「i-FORCE MAX」が搭載され、最高出力437ps、最大トルク583lb.ftを発揮する。また、高強度スチールフレームにより最大牽引力は10,340ポンド(約13,000kg)にもおよぶ。
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