モーターショー
更新日:2025.10.29 / 掲載日:2025.10.29
ヒョンデ、新型FCEV「ネッソ」日本市場導入へ 快適性高めたプレミアムモデルに

ヒョンデ・モビリティ・ジャパンは10月29日、水素電気自動車(FCEV)専用モデルの新型「The all-new NEXO(ネッソ)」を「ジャパンモビリティショー2025」(会場:東京ビッグサイト)にて日本市場に初めて公開し、2026年上半期に販売を開始する予定であることを正式に発表した。
航続距離は最大826km システム出力は135kW→190kW
新型ネッソは、新型燃料電池システムとパワートレインの性能を大幅に進化。水素燃料電池スタック(FCスタック)の最高総出力は従来比16%増の110kW、新型電気モーターは最大150kWの出力を発揮。さらに、水素タンク容量は先代モデルの6.33kgから6.69kgへと増加し、燃料貯蔵密度の向上とともに充填頻度の低減を両立する。
航続距離は、WLTP基準で最大826kmを達成し、日常使いから長距離移動まで、より自由で快適なモビリティ体験を提供すると自負する。

パワートレインは新型モーターシステムと高効率インバーターの搭載により、効率性と耐久性を向上。PE(パワーエレクトリック)システムの出力は135kWから190kWへ、バッテリー出力は40kWから80kWへと倍増し、0-100km/h加速タイムは従来型の9.2秒から7.8秒へと短縮された。
室内の快適性も追求され、ブランドでは初めて「Audio by Bang & Olufsen(バング アンド オルフセン)」のプレミアムオーディオを採用した。
また、V2L(Vehicle-to-Load)機能を搭載しており、アウトドアなどのシーンで多様な電力供給ニーズにも対応する。
The all-new NEXO 主要諸元
| 全長×全幅×全高 | 4,750mm×1,865mm×1,640mm |
| ホイールベース | 2,790mm |
| 乗車定員 | 5名 |
| タイヤサイズ | 245/45R19 |
| 最小回転半径 | 5.53m |
| モーター最高出力/最大トルク | 150kW/350Nm |
| 駆動方式 | FWD(前輪駆動) |
| 水素タンク容量 | 162.6L/6.69kgH2 |
ヒョンデ 公式HP:
https://www.hyundai.com/jp/
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