スズキがアツい！量産化にらむ軽EV、次世代の四脚モビリティなど「モビショー」で一挙公開

　スズキは10月8日、東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催される「Japan Mobility Show 2025（ジャパンモビリティショー2025）」（会期：10月30日～11月9日）の出展概要を発表した。

未来の暮らしを支える多彩なモビリティを披露

　スズキは今回、コーポレートスローガン「By Your Side」を出展テーマとし、前回の「世界中に、ワクワクの、アンサーを。」から「あなたに、ワクワクの、アンサーを。」というメッセージに進化させ、出展物ひとつひとつでBy Your Sideを体感できる展示を行うという。

　四輪車では、軽乗用BEVコンセプトモデル「Vision e-Sky」をワールドプレミアするほか、BEV商用軽バン「e EVERY CONCEPT」、エタノール燃料を活用した環境技術を紹介する「フロンクス FFV コンセプト」を出展。市販車では、新型「e ビターラ」、新型「クロスビー」、新型「ジムニー ノマド」、「スペーシア」が展示される予定だ。

　四輪車以外では、二輪BEVコンセプトモデル「e-VanVan」、次世代四脚モビリティ「MOQBA（モクバ）2」、船外機などを展示し、総合モビリティメーカーとしての技術を集結することで、スズキが目指すユーザーひとりひとりの困りごとの解決に寄り添うインフラモビリティを提案する。

　このほか、電動モビリティベースユニット、CBG（Compressed Biomethane Gas（圧縮バイオメタンガス））事業などの取り組みの紹介、軽トラック「スーパーキャリイ」の荷台を活用したスズキの用品販売コーナーも設置される。

軽乗用BEV「Vision e-Sky」（参考出品車）

　日々の通勤や買い物、休日のちょっとした遠出など、軽自動車を「生活の足」として愛用するユーザーの毎日に寄り添うEVとして、2026年度内の量産化を目指すコンセプトモデル。「ユニーク・スマート・ポジティブ」をテーマとし、前向きで明るい気持ちになれる、スズキらしいデザインを表現している。

【主要諸元（参考値）】
全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,625mm
航続距離：270km以上

BEV商用軽バン「e EVERY CONCEPT」（参考出品車）

　スズキ、ダイハツ、トヨタの3社で共同開発している、BEVシステムを搭載した商用軽バンのEVモデル。軽バンとしての使い勝手の良さはそのままに、EVならではの静かで力強い走りを実現するだけでなく､非常時にはクルマの電気を外部に供給するなど､地域社会へ貢献できるモデルとして提案する。

【主要諸元（参考値）】
全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,890mm
航続距離：200km

「フロンクス FFV コンセプト」（四輪技術展示車）

　カーボンニュートラル実現に向けたスズキのマルチパスウェイでの取り組みのひとつとして、エタノール燃料を活用した環境技術を紹介。ユーザーそれぞれの地域にあったカーボンニュートラル実現の選択肢を広げていくことを目指す。

開催概要

名称：ジャパンモビリティショー2025
会期：2025年10月30日（木）～11月9日（日）
会場：東京ビッグサイト（東京都江東区有明3-11-1）
主催：一般社団法人 日本自動車工業会

ジャパンモビリティショー2025：
https://www.japan-mobility-show.com/

スズキ 公式HP：
https://www.suzuki.co.jp/

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