モーターショー
更新日:2023.10.26 / 掲載日:2023.10.25
BYDの目玉はオフロードSUV「U8」【ジャパンモビリティショー2023】

文●ユニット・コンパス 写真●川崎泰輝
中国メーカーのBYDも出展。「Essential Vehicle」をコンセプトに、BYDグループが掲げる「Technology」、「Green」、「Future」をテーマにしたブースを作り上げた。
日本初披露となるのは、オフロードSUVの「U8」とメルセデス・ベンツと共同開発したミニバン「D9」。また、市販予定のEVセダン「SEAL(シール)」も展示される。
「U8」はサブブランド「仰望」から発売の超高級SUV

「仰望 U8(ヤンウォン ユーエイト)」は、1200馬力という途方も無い出力を誇るパワフルなプラグインハイブリッド車。「仰望」はBYDにおける高級サブブランドで、上質な内外装に加えて、先進安全装備も満載する。



メルセデスと共同開発した高級ミニバン「D9」

「D9」はメルセデス・ベンツとの合弁会社が開発したモデルで、こちらもハイエンドサブブランド「DENZA(デンツァ)」シリーズとなる。プラグインハイブリッド車と電気自動車をラインアップし、BYDが独自開発した「DiSusインテリジェントボディコントロールシステム」を採用。中国ではすでに10万台を販売している人気モデルだという。



「SEAL」は日本でも発売が予定される電気自動車

「SEAL(シール)」は、航続距離は555km(欧州WLTP値)を誇るEVセダン。駆動用バッテリーに車体の構造体としての役割も持たせることで、車体剛性を高め、安全性と走行安定性を向上させている。
