インタビュー
更新日:2021.10.26 / 掲載日:2018.08.10
クルマ好きな芸能人、著名人インタビュー[フリーアナウンサー・安東弘樹さん]
各界の著名人から好きなクルマの話を聞き出す当トークコーナー。今回のゲストは、今年、TBSを退社してフリーになったばかりの人気アナウンサー、安東弘樹さん。社員時代からクルマ好きとして内外にその名を知らしめていたが、今回そのクルマへの深過ぎる思いを語ってくれた。もはやクルマ好きを通り越して、熱烈なマニアの域です!
(掲載されている内容はグー本誌2018年9月号の内容です)
フリーアナウンサー 安東弘樹
1967年生まれ。元TBSのアナウンサーで、2018年にフリーへ転身。現在はTVやラジオ出演、コラム執筆など幅広く活躍中。クルマの造詣が深く、昨季より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員も務めている。
クルマは好きな時に好きな場所へ行ける魔法のじゅうたんだと思います
グー 今まで42台ものクルマを乗り継いできたと伺いました!
安東 そうなんです。収入のうち、趣味に費やせる全費用をクルマに投入してきました。しかもすべてローン組んでます(笑)。
グー では、記念すべき1台目はなんだったんですか?
安東 最初は中古のシティターボIIです。チューニングされていて、強化クラッチまで入っていたので、その後に乗ったクルマでクラッチが重いと感じたことはありません(笑)。故障も少なくなかったですし、いろいろ学ばせてもらいましたね。その後も、MTのスポーツモデルは必ず所有しています。
グー クルマという趣味に対して、ご家族の反応はいかがですか?
安東 妻はクルマに興味がないので助かっています(笑)。ただ、フォルクスワーゲンのシャランを買った時だけは、スライドドアの便利さに感心していましたけどね。
グー では、現在の愛車は?
安東 このジャガーのFペースとポルシェ911(997後期型)のMTですね。Fペースは、スタイリングはもちろん、走りの質感も気に入っていて、購入して一年半で走行距離が5万kmを超えてしまいました(笑)。トルク感や燃費の良さもあって最近はすっかりディーゼルの虜でして、次は小型のディーゼル車が欲しいと思っています。
グー コンパクトカーもお好きなんですね?
安東 もちろんです。特に塊感のあるデザインが好みで、シティなんて最高でした。過去に乗っていたルポGTIも、いまだに手放したことを後悔していますが、シフトフィールもボディの剛性感も最高でしたね。
グー よく遠出もされるんですか?
安東 とにかく運転が好きでして、「ここに行こう」と決めたら500kmくらいは当たり前です。普通の人が「運転が面倒」と言っているのが不思議でしょうがないくらいです!
グー それは常人離れしてますね(笑)。
安東 運転していると快感物質のようなものがでてくるんですよ。一度、新潟から帰京する際に、よくスポーツ選手がいう”ゾーンに入った”状態になりまして、その時は一度もクルマを降りずに、気が付いたら玄関前に着いていました(笑)。
グー もはや運転フェチですね!
安東 特にシフトチェンジをするのが好きです。だからAT車を選ぶにしてもパドルやMTモードは不可欠ですね。子どもの頃なんて、バスに乗ると景色より運転手さんの運転操作を見ていたくらいですから(笑)。
グー やはり幼少期からのカーマニアでしたか!
安東 その頃からいまだに、クルマは「魔法のじゅうたん」みたいなものだと思っています。最高のプライベート空間ですし、好きな時に好きな場所へ行けるんですから。
ゲストの好きなクルマ
中古車中心価格帯:30万から80万円※中古車価格はグーネット 2018年7月調べ。
フォルクスワーゲン ルポGTI
新車販売当時(2003から2006年)のフォルクスワーゲン最小モデルで、安東氏が所有していたスポーツモデルのGTIは1.6Lエンジンと6速MTを搭載。