クルマ好きな芸能人、著名人インタビュー［俳優/作家/映画監督・大鶴義丹さん］

各界の著名人から好きなクルマの話を聞き出す当トークコーナー。今回のゲストは、90年代以降、数々のTVドラマや映画に出演して人気を博し、俳優業だけに留まらず作家や映画監督としてもマルチに活躍している大鶴義丹さん。バイク好きとして有名な大鶴さんですが、同じようにクルマにも造詣が深く、乗ってきた愛車も錚々たるもの。チューニングにハマッていた時もあるとのことで、思い出のクルマについて話を伺ってきました。
（掲載されている内容はグー本誌2019年2月号の内容です）

俳優/作家/映画監督・大鶴義丹
1968年生まれ。10代で俳優デビュー。小説の執筆や映画制作も手がける。フジテレビ系列「アウト×デラックス」レギュラー出演中。公開中の映画『ウスケボーイズ』にも出演。

欲しいクルマの相場に関してはセールスマンになれるくらい詳しいですよ（笑）

グー　バイク好きとして有名な大鶴さんですが、クルマも相当お好きだそうですね！
大鶴　チューニング直撃世代ですからね。16歳の頃にはもうチューニング雑誌を読んでましたよ。
グー　では免許は早めに？
大鶴　18歳になってすぐですね。最初はバイクを運ぶために、いすゞのファーゴなんかに乗っていました。
グー　道具としてのクルマですね。
大鶴　20代になって一時バイクから足を洗って、AE86レビンを買ったんですが、これが本当に良かった。たぶんこの頃がハチロクの走りの良さをリアルに味わえた最後の時代だと思いますが、小さくて軽くて、あの感覚は今でも忘れられませんね。
グー　チューニングなどは？
大鶴　最初は足まわりとマフラーだけ。ただ最終的には、ナンバー切って走行会仕様になってました（笑）。
グー　行き着くところまで行ったと。
大鶴　とことん遊び尽くして、次はR32GT-Rを新車で購入したんです。
グー　これまた名車中の名車ですね。
大鶴　ところが、慣らしも終わらないうちに、タービン交換とか始めてしまい、最後にはエアコンまで取り外していましたね（笑）。
グー　ではその後は？
大鶴　R32が最高速仕様だったので、次はFD型のRX-7の出物を見つけて、サーキット仕様にしました。
グー　やはり手を入れたんですね！
大鶴　6点ロールバーまで付けましたからね。今思えばやりすぎたなと。R32もFDも買った時のまま乗っときゃ良かったと思ってます（笑）。
グー　では、いつ頃ハードなチューニングを卒業されたんですか？
大鶴　30歳手前でFDを手放して、クルマはローバーに変えました。その頃からまたバイクにハマります。
グー　しばらく大人しいクルマを？
大鶴　いろいろ乗りましたけど、ゼロクラウン（12代目）はよかったですね。アルミホイールくらいしか変えなかったけど速かったなぁ。
グー　では、現在の愛車は？
大鶴　今は現行型ハリアーと趣味用のハイエースですね。ハリアーはデザインもサイズ感も気に入っていて、エアロパーツとアルミホイールを変えて車高を落としています。
グー　では、今欲しいと思っているクルマは何かありますか？
大鶴　実はハコスカが一番欲しいんですけど、買って乗ることを考えると現行型GT-Rをノーマルで乗りたいかな。欲しいクルマは相場なんかもしょっちゅうチェックしていて、中古車販売店のセールスマンになれるくらい詳しいですよ（笑）。

ゲストの好きなクルマ

中古車中心価格帯：100万から350万円

トヨタ カローラレビン（AE86型）
スポーティなハッチバックのカローラの派生車。FR駆動を採用し、名機と呼ばれた4A-G系エンジンを搭載する。今もファンの間で高い人気を誇る。

※中古車価格はグーネット 2018年12月調べ。記事中の価格は参考であり、中古車価格を保証するものではありません。