インタビュー
更新日:2021.10.26 / 掲載日:2020.12.10

クルマ好きな芸能人、著名人インタビュー[お笑いタレント・ガダルカナル・タカ]

各界の著名人から好きなクルマの話を聞き出す当コーナー。今回のゲストは、近年、情報番組のコメンテーターとしてTVで見かけることの多いお笑いタレントのガダルカナル・タカさん。お話を聞き始めるなり、環境問題などコメンテーターらしいことを話されたと思いきや、愛が感じられるクルマヘの思いも語りつつ、最後はしっかりお笑い業界の方ならではのオチまでつけてくれました(笑)。
(掲載されている内容はグー本誌2021年1月号の内容です)ガダルカナル・タカの画像

撮影/茂呂幸正

お笑いタレント・ガダルカナル・タカ
1956年生まれ。たけし軍団の番頭的存在として知られ、お笑いタレントとしての活動のほか、司会者やコメンテーターとしても活躍。現在は、『バイキング』『ミヤネ屋』などにレギュラー出演中。

普段はエコカーに乗って、世を欺こうかと思います(笑)

グー C63AMGとは、なかなかマニアックでハードな愛車ですね。
ガダルカナル・タカ(以下、タカ)最近「カーボンニュートラル」とかいわれているなかで、自分の趣味も少し考えなきゃいけないとは思うんですけどね。
グー 環境問題ですか。
タカ 「そんなに乗り回してないです」っていっても言い訳にしか聞こえないかもしれませんが(笑)、今後はこういったクルマが作られなくなるっていうことですからね。
グー 大排気量のハイパワーモデルは減ってきましたね。
タカ 小さなボディにあんなエンジン(6.2LV型8気筒)を積んで無茶してるっていう、ある意味、バカバカしいことをやってる楽しさがあるでしょ。やっぱり私らの世代って、クルマがいつもそばにあったし、歳をとってもクルマ好きなんです。こういう素敵なクルマには心惹かれるものがありますよ。
グー ほかにもそんな素敵なクルマを所有されているのですか?
タカ 964型のポルシェ911があります。それ以降の型のほうがクルマとしての完成度とかいいってことはわかってるんですけど、やっぱり空冷で、カエル目でないとっていうこだわりがあって、もう30年も手放せずに持ってますね。それとGL55もあります。
グー SUVですね。
タカ SUVが流行り始めた頃は、ピンと来なかったんですけど、犬を飼い始めたら、荷物を多く積めたり雪道を安心して走れる部分で、SUVだなってなりました。乗らなくてもいいと思ってたのに、犬のおかげでよさに気づきましたね(笑)。
グー 最初はどんなモデルを買われたんですか?
タカ BMWのX5です。で、実際に乗ってみたら、なんだか運転しやすいしこれいいなって(笑)。何台か乗り換えて今のGLになりましたが、最近、仕事に行くときは、ほぼGLですね(笑)。
グー 不満はないですか?
タカ 都内だと止めるところがなくて不便ですかね。ただそうすると、ポルシェやC63に乗る機会も増えてきて、エンジン音とか走りのよさとか、改めてよさに気づかされました。
グー では、ポルシェを買ったきっかけというのは?
タカ たけし軍団に入った当時、師匠(たけしさん)がポルシェターボに乗っていたんです。いつもTV局に入るときなんかにお出迎えとお見送りしながら眺めていて、それがまたカッコいいわけですよ。で、ある日、師匠が「軍団も頑張ってたくさん仕事して、軍団全員がポルシェを買って、みんなでTV局に乗りつけたらカッコいいよな」って言われて。
グー カッコいいですね!
タカ で、「それ最高じゃないですか! わかりました、みんな頑張ってポルシェ買います!」って、みんなで言ってたんですよ。けど結局、全員裏切りやがった(笑)。オレだけポルシェ買って、みんなはベンツとかほかのクルマに乗ってますよ。約束違うだろ! って(笑)。
グー では、次に欲しいクルマは何かありますか?
タカ EVや水素カーのMIRAIとかいいかなって思います。環境に気を使ってると思われるよう、普段はエコカーに乗っておいて、じつは好きなクルマに時々乗るっていう方法で、世を欺こうかなと(笑)。
グー ヤンチャなクルマはもう増やさなくていいですか?
タカ もし、夢というか、できるかどうかわからないですけど、実現できるなら、すでにある新車を買うんじゃなくて改造車を作りたいんです。国産車のコンパクトなボディに世界一デカいアメ車のエンジンを乗せて、最後はそれに乗ってフィニッシュにしたいなって思います。
グー 素敵なカーライフです!
タカ ただ、どんな状況であれ、今一番注意しなきゃいけないのは、事故があったときに逃げちゃいけないということ。周囲にも伝えたいなと思うし、自分でもそこだけはしっかり肝に命じております。
グー 風刺ネタですか!(笑)ガダルカナル・タカの画像

かなりクルマ好きなタカさん。「女性は若くて新しいほうが絶対いいですけど(笑)、クルマは多少古くても好きなモデルを大切にしたいですよね」と、個人の見解をお話してくれました(笑)。

クルマと密接に関係していた 伝説のテレビ番組の裏側とは?
テレビのイメージ

クルマってすごくいいアイテムだったんです
TV番組のクルマを使った企画で一番印象に残っているものといえば、やっぱり『お笑いウルトラクイズ』かな。クレーンでクルマごと吊るされて、下に置いてあるクルマの上に落ちるっていう罰ゲームを受けました(笑)。もちろんスタントの方たちから事前に注意点を指導されているから大怪我するようなことはないですし、当時は本当に楽しいことをやらせてもらいましたけど、クルマの使い勝手のよさ(?)を実感していました。だから今もクルマにはいろいろな意味で愛着がありますね(笑)。

ガダルカナル・タカさんの思い出に残る愛車たち……
  • ホンダ シビックの画像 ホンダ シビック(初代モデル)
    中古車中心価格帯:市場流通在庫なし一家に1台のコンパクトカーとして1972年に誕生。タカさんは初代モデルを親に内緒で所有していた。現在、中古車は流通在庫なしの状態。
  • メルセデス・ベンツ GLクラスの画像 メルセデス・ベンツ GLクラス(最終型)
    中古車中心価格帯:400万から650万円同社のフラッグシップSUVで、06年デビュー。現行型では「GLSクラス」と名称が変更された。タカさんは初代、2代目と乗り継いでいる。
  • ポルシェ 911の画像 ポルシェ 911(964型)
    中古車中心価格帯:650万から950万円1989年に誕生した3代目で、911シリーズのなかでも一時代を築いた人気車。伝統のデザインが踏襲されている。5速MTとティプトロを設定。

※中古車価格はグーネット 2020年11月調べ。記事中の価格は参考であり、中古車価格を保証するものではありません。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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