インタビュー
更新日:2021.10.26 / 掲載日:2021.04.10
クルマ好きな芸能人、著名人インタビュー[モデル、タレント・梅宮アンナ]
各界の著名人から好きなクルマの話を聞き出す当コーナー。今回のゲストは、梅宮アンナさん。ファッション誌の看板モデルとして華々しい活躍をしながら、タレントとしてバラエティ番組では梅宮辰夫さんと親子共演するなどして人気者に。クルマだけじゃなく、クルマの運転も大好きだと公言しているアンナさんに、愛車のカスタマイズやお父様との思い出などを語っていただきました。
(掲載されている内容はグー本誌2021年5月号の内容です)
撮影/茂呂幸正
モデル、タレント・梅宮アンナ
俳優・梅宮辰夫の長女として誕生。21歳でモデルデビューし、ハーフタレントの先駆としてTV番組でも活躍。現在は、メイクや美容に関するトークショーやレッスン等に出演多数。
ノーマルのままだとつまらないから、カスタマイズにこだわってます
グー 本日はとてもワイルドで硬派な愛車(現行型Gクラス)にてご登場いただきました!
梅宮アンナ(以下、アンナ) そうなんです。ノーマルだとつまんないなと思って、エンブレムやサイドステップ、ホイールなんかも黒く塗ってもらったの。次はインチアップも考えてます。
グー このクルマからエレガントな女性が降りてくるとは、ちょっと想像がつきません(笑)。
アンナ 性格がアクティブなので、あまり女性らしいクルマは選ばないんです。もちろん山を走り回るとかはしないんですけど、私のライフスタイルだと、荷物が多いし、人を乗せることも多いので、ここ数年はSUVばかり乗ってますね。
グー 車体が大きくて運転しにくくはないですか?
アンナ 逆に、今まで乗ってきたなかで一番乗りやすかったのがこのクルマですね。車高が高くて周囲を見渡せるし。ただこれ、高齢者には向かないかも(笑)。ママを乗せるときはクルマの横にステップを用意してあげてます。
グー きっと運転が上手いということなんでしょうね。
アンナ けど私、左ハンドル車専門なんです。左側に寄せやすいじゃないですか。右ハンドルだと恥ずかしいくらい下手になっちゃう。
グー では、この前に乗っていた愛車について伺いたいのですが?
アンナ この前に乗ってたのはAMGのGLC43クーペ。で、その前は前の型のGクラスで、それにレンジローバーもありましたね。
グー いや、なんとも華麗なるラインアップです。
アンナ それより前もたくさん乗ってきたけど、とにかく私、乗り換えるのが早いんですよ。だから車検を通したことがない。
グー そんななかでまた選んだということは、かなりGクラスはお気に入りなんですね。
アンナ このクルマは昔から大好きだったんです。ただ最近、街で同じクルマにすれ違うことが多いから、どうしようかと思ってて。やっぱり人が乗ってないクルマに乗りたいっていう気持ちがあるんだよね。もしかしたら、1年後には違うクルマに乗ってるかも(笑)。
グー では過去の愛車のなかで特に心に残ってるものはありますか?
アンナ デザインが気に入ってたのは、やっぱりポルシェ911かな。ただあのクルマは荷物が載らない!前のちっちゃなトランクだけで話にならないの(笑)。
グー 国産車ではどうですか?
アンナ 母がトヨタのタンクに乗ってるんですが、室内も広くて、高齢者も犬も乗りやすいし、道具としてこれを超えるものはないと思いました。どうして海外のメーカーはあの手のものを作ってくれないのかなって思っちゃいます。
グー では、アンナさんがクルマに興味を持ったきっかけは?
アンナ パパ(故・梅宮辰夫さん)もクルマが大好きだったのでたくさん持っていたし、子どもの頃から生活のなかにクルマが当たり前のようにあったんです。幼稚園の送り迎えのとき、たくさんクルマを見てかっこいいと思ってたし、小学生の頃から早く免許をとって、クルマに乗って遠くへ行きたいと思ってました。
グー お父様の愛車のなかで、特に印象深かったモデルはありますか?
アンナ ジープやフォードのブロンコですね。車体にステッカーをいっぱい貼ってたのがかっこよくて好きだったな。
グー では、そんなアンナさんが選んだ初めての愛車は?
アンナ 一番最初は、BMWの318でした。パパから「最初で最後だからな」って買ってもらいました。
グー 優しさと厳しさの両方を感じるお言葉ですね。でも、そんな素敵なお父様の影響もあって、今はクルマも運転もお好きなんですね?
アンナ 運転好きですね。長距離でも平気ですし。ママからは「すごく狭い道にも入っていっちゃう」って驚かれてます(笑)。
シートベルトもアンナさんらしく黒から赤へとカスタマイズ。なお、乗るときはシートにタオルを敷くのがアンナ流で、これによりジーンズによる皮シートの傷みや色落ちなどを軽減しているとのこと。
こだわりはクルマだけじゃない! 素材からこだわり尽くした服作り

自身初となるプロデュースブランド『anmo』を立ち上げ
愛車のカスタマイズにこだわりをみせるアンナさんが立ち上げたのは、娘の百々果(ももか)さんとご自身の名前から名付けたアパレルブランド『anmo-アンモ-』。取り扱うのはアンナさんならではの世界観をそのまま表現しているプロダクト群で、たとえば糸からこだわったピュアカシミヤ100%の大判ストールとセーター。肌触りがよく、日常のどんなシーンにも合うように作られており、ファッションアイテムとしてはもちろんのこと、車内に置いておけば毛布としての機能性や車内デザインのアクセントにもなる。今後のブランド展開からも目が離せない。
anmo公式ホームページ:https://anmo-official.com/
梅宮アンナさんの気になるクルマたち……
ポルシェ マカン(現行型)
中古車中心価格帯:490万から1200万円
カイエンのコンパクト版として2014年に誕生したスポーツSUV。アンナさんが乗っていたマカンターボは、内装がタン色の落ち着いた仕様。MINI MINIクーパー(先代型)
中古車中心価格帯:20万から200万円
先代型の2代目モデルは、バランスの取れたデザインで人気を博した。アンナさんが選んだのはスポーティな「ジョン・クーパー・ワークス」モデル。ポルシェ 911(993型)
中古車中心価格帯:640万から1100万円
歴代モデルにファンを持つ名車911だが、空冷エンジン最後のモデルとなる993型は特に人気が高い。アンナさんは993の後に997も所有している。
※中古車価格はグーネット 2021年3月調べ。記事中の価格は参考であり、中古車価格を保証するものではありません。