クルマ好きな芸能人、著名人インタビュー［タレント・梅本まどか］

各界の著名人から好きなクルマの話を聞き出す当コーナー。今回のゲストは、元SKE48のメンバーで現在はタレントとして活躍中の梅本まどかさん。姉妹誌グーバイクにも登場したことのある彼女が、ついに昨年、初めての愛車を購入したということで、その膨れ上がったクルマへの思いについて語ってくれました!
（掲載されている内容はグー本誌2021年6月号の内容です）

撮影／木村博道（イーグル）

タレント・梅本まどか
1992年生まれ。愛知県出身。SKE48第4期生としてアイドル活動し、卒業後は本格的にモータースポーツに積極的に参加するクルマ好き女性タレントとして活躍中。ロングドライブやバイクも大好き。

硬派なスポーツカーっぽくチューニングしていきたいです!

グー　梅本さんは何がきっかけでクルマ好きになったんですか？
梅本　私の場合、子どもの頃からクルマが好きだったわけではないんです。アイドル時代のお仕事で、鈴鹿8時間耐久ロードレースのイベントでサーキットへ行ったとき、レーシングカーの格好よさに惹かれたんです。それからF1などもよく観るようになりました。
グー　クルマが好きになったというより、レースカーに魅了されたと？
梅本　はい。それから少しずつレース関係のお仕事が増えていって、SKE卒業後に、初心者でも気軽に参加できる「グリーンカップ」というレースに出場しました。乗ったのはトヨタ86でしたが、その前に免許のAT限定を解除していたので、運転することが本当に楽しくて。
グー　運転の楽しさを知ったのも普通のクルマよりレースカーが先だったんですね!?
梅本　そうですね（笑）。アイドル時代は運転を控えるというルールもあったので乗れなかったんです。卒業してから愛車を買うと決意して、3年経ってようやく実現したのがこの、トヨタ86です。去年の8月に中古車を購入しました。
グー　やはりスポーツカーしか眼中になかったのでしょうか？
梅本　スポーツカーというより「運転が楽しい」ってことが絶対条件でした。まず、お仕事でGRヤリスを試乗させていただいたとき、生まれて初めて「攻めたい！」って思ったんです。そのときまで運転でそれほど熱くなったことはなかったんですが、GRヤリスは自分でもアクティブな運転がしたくなりましたね（笑）。
グー　覚醒しちゃったんですね！
梅本　はい！　まさに、スイッチが入っちゃった感じです。けど、GRヤリスは値段が高くてちょっと手が出せず……。スイフトスポーツも考えたのですが、最終的に86を選びました。運転の基本をしっかり身につけるには、FRの86が最適というアドバイスをいただいたのが大きな決め手になりましたね。15年式アプライドD型のGTグレード、ミッションはMTです。
グー　ドラテクの基礎を学ぶためにFRの86、しかもMTを選んだとはすごい！　クルマ好きオヤジが聞いたら涙する話ですね（笑）。
梅本　あと、86はパーツが豊富で、チューニングしている人が多いこともポイントでした。パーツ交換についても、これから自分で体験しながら勉強していきたいと思っています。
グー　ますますクルマ好きを感動させるお話です。では実際に買ってからの印象はいかがですか？
梅本　初めての愛車で比較対象がないですが、内外装のデザインと、運転席まわりの環境がとても気に入ってます。自分の思った通りに動いてくれるところも大好きです。
グー　現状ではほぼノーマル（前所有者が前面パネルを赤くしたのみ）のようですが、どんなチューニングを考えていますか？
梅本　ホイールとタイヤを検討中ですが、母から「スポーツカーなのに音がダサい」とダメ出しをされたので（笑）、硬派なスポーツカーらしさを表現したいですね。グー 将来的に乗ってみたい、気になるクルマはありますか？
梅本　憧れてるのはレクサスISのFスポーツです。内外装や走りがすごくステキでした。今の自分にはまだ似合わないので、もっと歳を重ねたら乗ってみたいですね。あと、アウディA1も走りがすごくよかったです。いつか母の愛車をアウディA1にするのと、自分のガレージを持つことが人生の目標です！
グー　真のクルマ好きですね！　ところでSKE48のメンバーでクルマの話をするような友達はいますか？
梅本　古畑奈和ちゃんと仲がよいのですが、そのうち私の愛車で一緒にドライブへ行きたいと思っています。
グー　クルマの楽しさを同世代の女性にもぜひ広めてほしいですね。
梅本　スポーツカーで運転やクルマのことを学びながら、これからもクルマの楽しさを伝えたいと思っています！

クルマやモータースポーツの楽しさに目覚めてから、地元愛知県に根ざした自動車メーカーであるトヨタの存在が誇らしく思えるようになったという梅本さん。これからも地元である愛知県から、クルマの楽しさを発信していきたいという。

初参戦時から活躍をみせて才能を開花!

コ・ドライバーとして2021年も転戦中!
「コ・ドライバー（ナビゲーター）の枠が空いてるからやってみない？」と軽く誘われて始めたラリー競技では、入門用のカテゴリーでいきなりチャンピオンを獲得するなど才能を発揮。自身も「運転するドライバーより、助手席からコントロールしたり、アシストをする役割のコ・ドライバーは性格的にも向いてると感じています」と語る。2021年はウェルパインモータースポーツから、秋に行われるWRCのラリージャパンにも参戦予定。6月11から13日に開催される全日本ラリー選手権の第6戦モントレーにも出場予定だ。

梅本まどかさんの気になるクルマたち……

• アウディ A1スポーツバック（現行型）
  中古車中心価格帯：290万から390万円
  適度なボディサイズと硬質な走りを特徴とするプレミアムハッチバック。梅本さんは、いつかお母さんの愛車として買うことを目標にしている。
• トヨタ GRヤリス
  中古車中心価格帯：360万から530万円
  WRCで活躍するマシンのベース車となっているコンパクトカーで、ハードなメーカーチューニングが施されている。梅本さんの憧れでもある。
• スズキ スイフトスポーツ（現行型）
  中古車中心価格帯：150万から200万円
  走行性能が高く、チューニングやモータースポーツも楽しめるコンパクトハッチバック。実用性も高く、梅本さんの購入候補にも挙がった。

※中古車価格はグーネット 2021年4月調べ。記事中の価格は参考であり、中古車価格を保証するものではありません。