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更新日:2022.04.18 / 掲載日:2022.04.18
レクサス ミラノデザインウィーク出展 電動化ビジョンをデザイン

レクサスは4月15日、イタリア・ミラノで2022年6月6日~12日に開催される世界最大のデザインイベント「ミラノデザインウィーク」への出展を発表、3つの企画から構成された「レクサス:Sparks of Tomorrow」を展示する。
世界で活躍するデザイナーと毎年コラボ 今回は3つの企画から成るデザインを展示
レクサスは、2005年に同イベントへ初出展して以来、フィリップ・ニグロ氏やネリ・オックスマン氏、藤本 壮介氏などの世界で活躍するデザイナーや、技術と表現の新しい可能性を追求し、数々の研究開発や実験的プロジェクトを手掛けてきた「ライゾマティクス」とのコラボレーションを通し、ブランドの価値観やビジョンにインスパイアされた、数々の新しい体験を生み出してきた。
今回の「レクサス:Sparks of Tomorrow」では、数多くの受賞歴をもつ、建築家でデザイナーのジャーメイン・バーンズ氏によるインスタレーション、次世代を担う世界中のクリエイターに焦点をあてた国際的なコンペティション「レクサスデザインアワード 2022」のファイナリスト6組のプロトタイプ作品展示、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)大学院生による次世代モビリティコンセプトの展示、計3つの企画で構成されたデザイン展示を行う。
インスタレーション

バーンズ氏の作品は、レクサス初のバッテリーEV専用モデルである「RZ」を1/1スケールで立体的に再現し、光を放ちながら地上に降り立とうとする様子で、持続可能な未来の到来を表現した。これを、自然からインスパイアされた芸術的な手作りライトを制作するアクア・クリエイションズの照明コレクション「Code 130°」のカラフルなペンダントライトが取り囲み、視覚的にもダイナミックで、かつインタラクティブな体験を提供する。同作品は、バーンズ氏がデザインマイアミ2021で発表した「ON /」のコンセプトを継承しつつ、さらに進化させた形で作り上げられているという。
また、同インスタレーションに隣接するラウンジエリアは、アクア・クリエイションズの「ToTeM」ライトコレクションで彩られており、休憩したり充電可能なスペースも用意されている。
「レクサスデザインアワード 2022」入賞作品
今回の展示では、2022年1月に選出された「レクサスデザインアワード 2022」の入賞6作品のプロトタイプを展示。豊かな社会とより良い未来を創造するためのアイデアを体験できる場を提供する。
なお、今回プロトタイプを展示するのは、米国を活動拠点とするシャーロット・ボーニング&メアリー・レンプレス氏、マレーシアのWondaleaf氏、ナイジェリアのTeam Dunamis氏、シンガポールのポー・ユン・ルー氏、ロシアのKristil&Shamina氏、日本の三國 孝氏の6組で、デザインウィーク開催前の5月12日に、グランプリ作品がオンラインで公開される予定。
RCA学生による次世代モビリティコンセプト
21世紀半ばに向けて、ラグジュアリーモビリティがどのように進化するかを考えるプロジェクト「2040: The Soul of Future Premium」は、レクサスとアート・デザイン世界最高峰の研究機関の一つであるロンドンのRCAとのコラボで誕生。今回の展示では、彼らの独創性あふれるコンセプトデザインを鑑賞できる。
インスタレーション「ON /」を一部再構成して展示 電動化とカーボンニュートラルな未来を表現
同イベントに先駆け、5月25日より、東京・青山にあるレクサスのブランドスペース「INTERSECT BY LEXUS – TOKYO」で、ジャーメイン・バーンズ氏によるインスタレーション「ON /」を一部再構成した作品を展示。次世代レクサスを象徴するBEV(電気自動車)コンセプトカー「LF-Z Electrified Concept」をモチーフに、電動化とカーボンニュートラルな未来を表現している。
【先行展示概要】
〈住所〉東京都港区南青山4-21-26
〈URL〉http://www.intersect-by-lexus.com/tokyo
「レクサス:Sparks of Tomorrow」概要
〈日時〉6月6日(月)~12日(日)、午前11時~午後9時
〈会場〉イタリア・ミラノ、スーパースタジオ・ピュー内アートポイント
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