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更新日:2021.08.18 / 掲載日:2021.08.18
ブガッティ シロン スーパースポーツ&ボリードを北米初公開 ボリードの市販化も併せて発表

北米初公開となったブガッティ・ボリード
ブガッティは先日開催された「モントレー・カー・ウィーク」において、同ブランドの最新スポーツカー「シロン スーパースポーツ」と「ボリード」を北米初公開するとともに、ボリードの市販化を発表した。
ボリードは40台の限定生産で、価格は400万ユーロ(約5億1400万円)、納車時期は2024年予定。
ボリードを市販化! 価格は驚異の400万ユーロ

ブガッティ社長のステファン・ヴィンケルマン氏自らボリードを紹介した
モントレー・カー・ウィークは米国カリフォルニア州モントレーを拠点に開催される最大級の自動車イベントで、今年は8月6日(金)~8月15日(日)の10日間にわたり、世界のクラシックカーやレーシングカーなどが一堂に会した。
今回のイベント内の「The Quail」でブガッティは、新型「シロン スーパースポーツ」と「ボリード」という2つのハイパースポーツカーを出展し、集まったモーターファンの注目を集めた。
そのうちシロン スーパースポーツについては8.0リッターW16エンジンを搭載した1,600馬力を発揮するグランドツアラーで、320万ユーロ(約4億1100万円)で販売、2022年初頭より納車予定であることが既にアナウンスされていた。
ボリードは欧州の自動車イベントなどでその姿が公開されていたが、これまで市販化については言及されていなかった。
ブガッティ社長のステファン・ヴィンケルマン氏は「米国はブガッティにとって最大の市場であり、2台の新型ハイパースポーツカーをこの場で多くのファンに直接紹介できて非常に嬉しく思う。この2台のモデルは強化されたパフォーマンス能力と技術革新に支えられ、究極のラグジュアリーカーとしてブガッティブランドにおける最高のものとなっている」と胸を張った。 W16型エンジンを搭載するボリードは車重1240kg、パワーウェイトレシオが0.67kg/PS、最高出力は1850PS、最高速度は500km/h超に到達するというハイスペックを誇る。
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ぺプルビーチではタイプ57SCなどのクラシックカーも披露
「The Quail」では上述の2台のほか、シロン スポーツやシロン ピュアスポーツなどを展示。
また、「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」では、「タイプ57SC アトランティック」や「タイプ35B」など、ブガッティの歴史を語るクラシックカーを多数展示、詰めかけた多くのモーターファンを喜ばせた。