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更新日:2018.10.20 / 掲載日:2017.10.26
【東京モーターショー2017】ホンダブースでは人工知能を搭載した未来のEVが目白押
「今後もハイブリッドモデル、プラグインハイブリッドモデル、EVモデルを強化。電動化技術を搭載したモデルにおいても『役立つ喜び』『操る喜び』を実現していく」。そう八郷隆弘社長が発信したホンダ。4輪車だけでなく2輪車や発電機、そしてジェットなど多岐にわたるモノつくりが人々の暮らしを豊かにしつつ、どんな喜びをもたらしてくれるかを具現化したブース展開だ。注目のクルマは世界初公開となる小型スポーツカーの電気自動車「Honda Sport EV Concept」。「電動化技術を搭載したモデルにおいても「操る喜び」を実現していく」という八郷社長の力強いメッセージが印象的だ。
操る喜びの実現を目指した電気自動車「Sports EV Concept」

ホンダブースでワールドプレミアとなった次世代EVのスポーツカー像を具現化した「Sports EV Concept(スポーツ・イーブイ・コンセプト)」。EV専用プラットフォームを採用し、扱いやすいボディサイズに、レスポンスの良い電動パワーユニットを搭載している。これにより、モーターならではの力強く滑らかな加速と静粛性、低重心による優れた運動性能を実現。さらに、AI技術を用いた「Honda Automated Network Assistant」を組み合わせ、人とクルマが「心身共にひとつ」になれるコミュニケーションを目指している。
量産EVの技術とデザインの方向性を示す「Urban EV Concept」

新開発のEV専用プラットフォームを採用し、将来の量産EVモデルの技術とデザインの方向性を示したUrban EV Concept(アーバン・イーブイ・コンセプト)。AI技術を用いた「Honda Automated Network Assistant」を搭載し、ドライバーのライフスタイルや好みを学習して状況に応じた提案をするなど、人とクルマの自然なコミュニケーションを実現している。このモデルをベースにした市販モデルを、日本では2020年に発売予定。
自動運転とAIによって拡がるモビリティの可能性を模索した「NeuV」

「NeuV(ニューヴィー)」は、自動運転技術とAIを搭載した未来のEVシティコミューター。ドライバーの表情や声の調子からストレス状況を判断して安全運転のサポートを行うほか、ライフスタイルや嗜好を学習して、状況に応じた選択肢の提案を行うなど、ドライバーとモビリティーの自然なコミュニケーションを実現する。
EV走行のみで100km以上の航続ができる「クラリティ PHEV」

「SPORT HYBRID i-MMD」をベースに、バッテリーを高出力&高容量化し、EV走行のみで100km以上走れるプラグインハイブリッド。ロー&ワイドなボディ形状ながら、大人5人が座れる居住空間と広い荷室スペースなどを実現している。2018年夏に日本で発売予定。