【東京モーターショー2017】将来のスバルを予感させるコンセプトや限定車を展示

　「VIZIV PERFORMANCE CONCEPT（ヴィジヴ・パフォーマンス・コンセプト）」は、将来のビジョンを具現化したスポーツセダンのコンセプトカー。自動運転技術普及期を見据え、アイサイトを核とした高度運転支援技術を、運転を積極的に愉しみたくなるスポーツセダンボディに搭載することで、スバルらしいドライビングの世界観を提示する。

　伝統のSシリーズ史上最高の性能と質感を実現したWRX STIのスペシャルモデル。STIと共同開発されたエンジン、足まわりを専用開発し、外装・内装にも専用装備を追加。専用チューニングにより、最高出力は329馬力を発揮。ステアリングギヤ比は11:1と非常にクイックなセッティングとなる。ボディカラーは、100台のみが販売されるスタンダードモデルでは「WRブルー・パール」、「クリスタルホワイト・パール」の2色を採用。350台が用意される「NBR CHALLENGE PACKAGE」では「クールグレー・カーキ」が設定される。

　究極のファントゥドライブを目指したBRZのスポーツモデルが「STIスポーツ」。STIが共同開発し、BRZシリーズのカタログモデルとして設定される。ボディ剛性の向上や、足まわりの専用チューニングにより、高いハンドリング性能や最上級モデルにふさわしい上質な乗り味を実現。さらに、走りの質感に相応しい洗練された専用内外装を採用することで、BRZの魅力を高めている。

　「XV FUN ADVENTURE CONCEPT（エックスブイ・ファン・アドベンチャー・コンセプト）」は、タフなデザインを強調したデザインコンセプト。専用オフロードタイヤとそれに合わせて力強いデザインに変更したクラッディングを採用し、タフなXVの世界観を表現している。ボディーカラーは、大自然の中でも力強く輝くイエローメタリックを設定している。

　「IMPREZA FUTURE SPORT CONCEPT（インプレッサ・フューチャー・スポーツ・コンセプト）」は、インプレッサスポーツをベースとした、気軽に運転を愉しみたくなるデザインコンセプトカーだ。低重心でダイナミックな形状の前後バンパー、スポーティーで存在感のあるセンターマフラーがエクステリアの特徴で、ボディーカラーのイエローパールとコントラストの効いたインテリアコーディネートによりアクティブなキャラクターを表現している。