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更新日:2023.05.23 / 掲載日:2023.05.23
三菱 電動化など5つの技術を紹介 人とくるまのテクノロジー展2023

三菱は5月22日、パシフィコ横浜にて開催される自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2023 横浜(5月24日~26日)」への出展概要を発表した。
「三菱自動車らしさ」を支える5つの最新技術を紹介
三菱は、「環境×安全・安心・快適」を実現する技術に裏付けられた信頼感により「冒険心」を呼び覚ます心豊かなモビリティライフをユーザーに提供している。
こういった「三菱自動車らしさ」を支える電動化技術、四輪制御技術、耐久信頼性技術、快適性技術、安全技術の5つの技術開発の考え方や将来の方向性を紹介する。
リアル展示会ブースでは三菱が目指す技術開発の方向性を技術ポスターで紹介し、技術説明員が解説する。
また、参考出品として昨年のアジアクロスカントリーラリー2022で優勝した「トライトン」のレプリカを展示。オンライン展示会では各技術の詳細解説を見ることができる。
「三菱自動車らしさ」を支える技術ポイント
電動化技術
2050年のカーボンニュートラル実現を見据え、走行中に加えて、燃料/電力の製造、クルマの製造、廃却まで含めたLCA(Life cycle Assessment)の考え方でCO2排出量低減に有効なプラグインハイブリッドEV(以下PHEV)を電動化のコア技術とし、世界各地の地域事情やユーザーニーズに応じて、PHEV技術を活用したHEVやBEVを提供。
環境性能、EV性能に加えて、三菱自動車らしい操縦安定性と走破性にこだわったPHEV技術を強化していく。
四輪制御技術
三菱独自の四輪制御技術は、四輪のタイヤの能力をバランス良く最大限に引き出し、どんな場面でも“意のままの操縦性”と“卓越した安定性”を実現する技術で、Response「人の感覚に遅れない応答」、Linearity「人のイメージに合う動き」、Resilience「レスポンスとリニアリティを損なうことなくドライバーの要求操作に粘り強く応答する」の3点に注目して開発している。
耐久信頼性技術
新型車開発やモータースポーツ活動を通して世界のあらゆる路面と環境で培った設計思想で、どんな環境においても、無事に帰ることができる頑丈なクルマを目指して開発。
三菱自動車は愛知県岡崎市の技術センターや北海道東部の音更町にある十勝研究所に、世界の厳しい自然環境や路面を再現したコースや試験設備を有しており、こうした環境下で試験を行い、そのフィードバックを設計に活かしている。
快適性技術
家族や仲間とともに、刺激的で愉しい時間を過ごしたくなる車内空間となるよう、日々進化するIT技術を活用した運転サポートや、音響、おもてなし機能をはじめ、空調や日射コントロールなどにより、心地良い車内環境を提供する。
安全技術
三菱の製品開発においては、事故ゼロのクルマ社会を目指す安全理念のもと、安全技術の考え方として、交通事故を未然に防止する技術(予防安全)、交通事故による被害を軽減する技術(衝突安全)、工業製品としてハードウェア、ソフトウェア両面から想定される危険の回避(製品基本安全)の3つの自動車安全フレームワークを策定して取り組んでいる。
イベント概要
会期:2023年5月24日(水)~5月26日(金)
会場:パシフィコ横浜
入場料:無料、完全事前登録制(リアル展示会の当日登録受付はなし)
主催:公益社団法人自動車技術会
人とくるまのテクノロジー展 公式サイト
https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/online/
三菱公式HP
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/
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