車のエンタメ
更新日:2018.06.23 / 掲載日:2018.06.23

シュコダの大衆車を手作りでリムジンに変えた! これぞ成り上がりカスタム

 本日ご紹介するのは、DIYで作られたリムジンです。しかし、けっして豪華絢爛というわけではなく、往年のチェコの大衆車をベースに作られた、どこか懐かしい情緒的な1台です。どうぞご覧ください。

 自動車整備士のマーティン・イエネックさんは、友人で電気技師のヤロスラブ・ヴァレンタさんと一緒に、1970年代後半に東欧で大ヒットしたシュコダ「105L」をストレッチして、全長7メートルのリムジンを手作りで完成させました。格安を売りにしていた当時のシュコダを、リムジンのベースとするのは世界的に見ても珍しいことです。

 「ほんのチャレンジのつもりで始めたんです」というイエネックさんは、自分の出身国であるチェコの自動車メーカーが作るクルマを使うことにこだわっていたようです。

 ヴァレンタさんも「チェコで本当に多くの人が乗っていたクルマなので選びました」と語ります。

 このリムジンを製作するにあたっては2台のシュコダが使われました。前部分3分の2と、後部分3分の2をつなげて1台にする方法のようです。

 つなぎ目も自分たちで溶接します。さすがはプロですね。

 ポイントは、できる限りオリジナルの部分を残したということです。フロント周りもそのままです。

 14インチのタイヤもそのままです。

 エンジンはシュコダフェリシアのものに換装。なんと1300ccのノンターボですが、問題なくたおやかな走りを披露してくれます。

運転席部分はほとんどオリジナルのまま保たれています。あえて華美な装飾を避けているようですね。

 しかし、間仕切られた後席は様相が一変。ウッドのフローリングに空調も完備され、落ち着いた贅沢な空間となっています。ここでは、6名がゆったりとくつろげるということです。

 ミニバーも備えられ、ドリンクも気ままに楽しめます。

 チェコでは珍しいリムジンは、どこに行っても注目を集めます。また、オリジナルを守るその風貌から、レトロ系のイベントでも歓迎されるそうです。 

 イエネックさんは「みんなが喜んで写真を撮ったりしているのを見るとうれしいですね」と満足げです。

参照元:Barcroft Cars(YouTube)

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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