車のエンタメ
更新日:2018.10.30 / 掲載日:2018.06.12

高品質EVが、ついに3Dプリンターで作れる時代に!

 「樹脂の部品を印刷して作れる」という3Dプリンターの登場で、モノ作りが新しい時代を迎えることになったのは皆さんもご存知だと思います。これまで樹脂(いわゆるプラスチック)の部品を作るには、溶けた樹脂を流し込む「金型」が必要で、その金型を作るのにとてもコストがかかっていたのです。しかし、3Dプリンターを使えば金型が無くても樹脂部品が作れるので、ワンオフなどの少量生産が簡単になったというわけです。少し前までは考えられなかった事です。

 そして、そんな樹脂プリンターによる部品作りを生かして、電気自動車まで作られるようになったというのですから、驚かずにはいられません。果たして、それはどんなEVなのでしょうか? 早速ご覧ください。

 スケッチを描くことから開発がスタートします。

 次に図面を起こしていきます。シートが1列で全長わずか2545mmのコンパクトな車両ですね。スズキ・ツインとか スマート・フォーツーのような感じでしょうか。

 設計図面を反映したデザインが仕上がりました。近未来的でなかなかカッコいいですね!

 そして、部品もどんどん設計していきます。

 クレイ(粘土)を使って実物大のデザインを確認します。

 鉄のフレームを溶接して組み立てた車体に、メカニズムが組み込まれました。

 そしてお待ちかねの、レーザープリンターによる部品作りがはじまります。次から次へと、さまざまなパーツを正確に作り上げていきます。

 というわけで完成です! 「LSEV」というネーミングのこの電気自動車は2人乗りで、満充電での航続距離は約150キロ。最高速度およそ70km/hだそうです。さすがにシャシーやシート、ガラスなどは3Dプリンターによる制作ではありませんが、3Dプリンターを活用すると、短期間で開発できるのもメリットだとか。

 「印刷(パーツ作成)」には3日間を要するようです。このEV、実は2019年中頃から販売され、値段は100万円を切る見通しだといいます。みなさんは乗ってみたいですか?

参照元:Polymaker(YouTube)

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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