車のエンタメ
更新日:2018.11.05 / 掲載日:2018.05.21
公道の走行もOK! 水陸両用ヘリコプターのまさかの結末!?
世界中のクルマにまつわる動画をいろいろと見ていると、カスタムカーの世界がものすごく奥が深いということがわかります。しかし、本日お届けする動画は、「水陸両用ヘリコプター」という仰天のカスタムだけでなく、いろいろな意味で衝撃を受ける1本です。どうぞご覧ください。
ヘリコプターのボディにタイヤ……!? 自走できるヘリコプターなのかと思ったら、コクピットはステアリングを備えた「クルマ仕様」です! ヘリコプターのボディを換装した車両ということです。
オーナーは、主翼のないセスナだったり、天地が逆さまのレーシングカーだったり、これまでにも変わったカスタムカーをつくってきた、アメリカのメリーランド州に住むジェフ・ブロッホさんです。本職は警察官、カスタム界では、「スピーディーコップ(SpeedyCop)」という愛称で知られています。
このヘリコプターは、ベトナム戦争で攻撃用ヘリコプターとして使われたあと、テネシー州の国家警察でパーツを流用して仕上げられました。それをジェフさんは、3100ドル(約33万円)で購入。
空は飛べなくても、走ったり、航行したり、楽しいスピーディーコプター生活を満喫している……はずだったジェフさん。作業にかけた3000時間も、費用の1万ドル(約110万円)も、わずか5分で燃え尽きてしまいました。
スピーディーコプター焼失で悲嘆に暮れたジェフさんですが、それでもまた仲間と一緒に新たなカスタムカーを作っているそうです。ネバーギブアップの姿勢は素晴らしいですね。
自作のカスタムカーで、レースも楽しむジェフさん。しかし、彼のクルマたちは、重量面や空力面で明らかに不利な作りに見えます。順位やタイムよりも、見る人の楽しさを優先しているのでしょう。さて、次はどんな1台が完成するのか、楽しみですね!