車のエンタメ
更新日:2018.04.27 / 掲載日:2018.04.27
自由すぎる! 英国カスタムカー界の奇才が見せるクルマ愛

クルマ好きの中には、メーカーから新車販売されているクルマをオリジナルのまま楽しむひともいれば、自分の好みでさまざまなアレンジやカスタムを楽しむというひともいます。ほとんどの場合は、「かなりカスタムした」といっても、もとのクルマがはっきりとわかるものです。しかし、今回ご紹介するカスタムカーは、普通のクルマとはかなりかけ離れている超個性派揃いです。
イギリスの著名なカスタムカーデザイナー、アンディ サンダースさんが手がけるクルマたちは、ひと目見ただけで、どれも思わず二度見してしまうような奇抜なルックスを持っています。では早速、彼がデザインしたクルマ、レストアしたクルマたちをご覧いただきましょう!

クラシックミニのボディがショートカットされた「MINI HAHA」。ミニのキュートさが思いっきりパワーアップされたこのクルマは、1980年代に北アイルランドの自動車博物館に譲られました。人気キャラクターとして、さまざまなグッズが販売されているとのことです。

水陸両用、公道もしっかり走れる「RUN A GROUND(写真右)」。アンディさんが10年間にわたり使用し、現在はロンドンにある屋内プールの装飾品となっています。

仕事場の壁には、これまで彼が手がけてきたクルマたちの写真が貼ってあります。それぞれのクルマたちに愛情を注いで作ってきたという彼。写真を見る目も優しさにあふれています。

1987年に世界一低いクルマに認定された「CLAUSTRO PHOBIA(閉所恐怖症)」。アンディさん幼い頃からの夢「ギネス記録」を叶えた1台です。こちらのクルマは現在日本の博物館に展示されているとのことです。
幼少期からクルマの魅力にとりつかれ、学校の教科書やノートにはさまざまなクルマの絵が書き込まれていたというサンダースさん。その情熱は今も消えることがないようです。今後の創作にも期待してしまいます。