車のエンタメ
更新日:2018.04.27 / 掲載日:2018.04.27
世界最強タイヤを検証! ミシュランX-Tweel SSLのすごさをご覧あれ!

タイヤには空気を入れるもの……ですが、パンクしたり空気圧の管理が必要だったりと、「空気を入れる」構造ゆえのウィークポイントがあります。逆にいえば、もしもタイヤに空気を入れる必要がなければ、そういった問題は解消されるわけです。そこで世界中のタイヤメーカーが開発しているのが、「空気を入れずに済むタイヤ」です。今回はそんな空気レスタイヤを建設重機に履かせてみたミシュランのテスト動画をご紹介します。

あれ、いきなりホイールが変形しているけど大丈夫? 「TWEEL」と名付けられたミシュランの空気レスタイヤは、他メーカーの多くのアイデアと同様にホイールと一体で、従来の空気タイヤに置き換える仕掛けです。空気が衝撃を吸収しないので、かわりにホイールが曲がって衝撃を吸収するわけですね。ですので、この程度の変形など朝飯前なのです!

こーんなに歪んでも大丈夫! 空気タイヤでは、デリケートな側面が突起物に当たってパンクすることも多いですが、空気レスタイヤならば、そのようなリスクも減らせます。

回時の安定性の高さも抜群! 耐久性も従来タイヤの3倍あるそうですよ(ってことは交換用タイヤの需要が1/3に落ちることになるのですがそこは価格設定でカバーするのでしょう) いずれにしろ、いいことばかりじゃないですか!
ミシュランはアメリカにTWEELの専用工場を作り、現在は工事用作業車や農業用トラクター向けに8タイプのタイヤを生産しています。はやく乗用車用も作られないでしょうかね。