岡山トヨペットが「いねむり防止体操」を開発！ 動画はホラー!?

　映像は雨の日の渋滞のシーンからはじまります。

　なんだか不穏な雰囲気のBGMが流れてくるなか、主人公の若い男性は眠気に耐えかねて、駐車場にクルマを滑り込ませます。

　大きく伸びをしながら、ふと左に目を向けると……。横に停まったクルマのドライバーが窓を開け、突然なにかを訴えかけてくるように妙なポーズを取りはじめました。

　右の車中からも、女性が怪しい動きをしながら見つめてきます。そんな光景を目にしたら、怖くて眠気もすっかり飛んでしまいますよね。

　駐車場からクルマで走り出した男性は、車中で不気味な動きをする人たちを次々と目にします。

　そして、再びクルマを停め、恐怖と焦燥感でぐったりしていると……。　

　助手席に長髪の女性が！

　さらにクルマの周囲にゾンビのような人たちがゾロゾロと集まってきます。

　でも、動きがゾンビとはどこかちがうような……!?

　じつはこのホラー調の動画は、岡山トヨペットが制作したものです。独自の調査を行った結果、「岡山県は渋滞が多いと思う」という人が76％にのぼったことから、同社が取り組んでいる「交通事故ゼロ・プロジェクト」の第5弾として作られたものです。

　渋滞中は、徐行と停車を繰り返す単調さから、ドライバーは眠気に襲われることが多いですよね。岡山トヨペットでは、うとうと居眠りを防止するために、「いねむり防止体操（岡山ドライバー体操）」を開発し、注意喚起を呼びかける動画を配信しています。それも、ただ「おもしろそうな動きをなんとなく組み合わせた」というものではなく、早稲田大学スポーツ科学学術院の岡浩一朗教授が監修し、振付稼業air:manが振付をしたダンスというのですから本格的です！

　また、5月31日（木）まで、特設サイトで「みんなで踊ろう岡山ドライバー体操大募集」というキャンペーンも実施しています。「岡山ドライバー体操」を踊ってYouTubeにアップ、投稿すると、上位3名（審査のポイントは、「キレ」、「表情」、「アレンジ度」だそうで「オリジナル衣装も大歓迎」とのこと）に、カタログギフトがプレゼントされます！

　特設サイトでは、ホラー調動画の最後にチラッと映った「岡山ドライバー体操」を解説付きで見ることもできます。こちらもなかなかおもしろいので、ぜひご覧になってくださいね！