車のエンタメ
更新日:2018.11.11 / 掲載日:2018.04.09
発見! ポルトガルの納屋にひっそり眠っていた180台ものヴィンテージカー

東京ミッドタウンの開業、白鵬の横綱に昇進、郵政民営化、東国原氏が宮崎県知事に就任し「どげんかせんといかん」が流行語大賞を受賞……。じつは、これすべて2007年の出来事なのです。
この年のクルマの話題を見てみると、世界中のクルマ好きがビックリ仰天したニュースがございました。ポルトガルの大きな納屋で、とてつもない台数のヴィンテージカーが見つかったのです。日本ではほとんど騒がれませんでしたが、今回は、その納屋に収められていたクルマを紹介している映像をご覧いただきます。
長年、納屋のなかに置かれたままになっていたため埃をかぶってはいるものの、「世紀の発見」とも呼べる規模のコレクションは、クルマ好きなら思わず見惚れてしまう顔ぶれです。早速ご覧ください!
1960年代のランチア「アッピア クーペ ピニンファリーナ セリエIII」、アルファロメオ「ジュリエッタ スプリント」の1959年モデルと1960年モデル、1958年製のオペル「カピタン」です。


マトラ(いまはなきフランスの自動車メーカー)初の市販モデル「マトラ・ジェット」(1965年型)、ロータス「エラン FHC(フィックスヘッドクーペ)」、1970年型ロータス「ヨーロッパ」。
当初、老夫婦がポルトガルの田舎町に農場を購入した際、扉がしっかりと溶接されたまま15年間も放置されていた納屋が付いていました。扉を開けて中を見てみると、なんと持ち主不明のヴィンテージカーが大量に発見されたのでした。そして、1970年代から1980年代にかけて自動車販売店を営んでいた人のコレクションであったことが判明しました。
sportscarmarket | Portuguese Barn Find: Fact or Fiction?(外部リンク)
現オーナーがもっとも好きなモデルは、ランチア「アウレリア」。1954年式の「B20 GT」と、同じく1954年式の「B12 ベルリーナ」の2台が収蔵されています。
ちなみに、発見されたクルマの台数は320台と言われたこともありましたが、実際には180台だそうです。その後、これらのクルマはどうなったのでしょうか。きれいに洗車して、1台1台じっくりと鑑賞してみたいものですね。