アウディ R8が熱演！　エキゾーストノートで奏でる名曲とは

　女性ピアニスト。彼女が弾いているのは、1982年から1993年にかけてアメリカで放送された大人気テレビドラマ「チアーズ（Cheers）」のテーマ曲です。ボストンのバー「チアーズ」を舞台にしたヒューマンドラマは、アメリカだけにとどまらず、世界中でも放送されました。

　そして一緒にレーシーなサウンドを響かせるのは、V10エンジンを搭載した「R8」です。 カッコいいですね。

　シャシーダイナモのような機械の上に乗っているアウディ R8。フルタイム4WDのクワトロは、凄まじい勢いでホイールを回転させます。

　乗員の背中にマウントされたV10エンジン。スポーティ版「V10 Plus」のパワーは610馬力！　5.2Lエンジンは、音にも迫力があります。

　コンパクトなスポーツモデル「アウディTT RS」と迫力のオフロード走行も厭わない「SQ5 SUV」が、両サイドに陣取ります。

「進化がパフォーマンスを祝福する」とのメッセージ。

　協奏曲としての聞き応えはわかりませんが（笑）、すごい迫力です。走行していなくても大パワーが伝わってきます。

　9月17日に行われる69回目のエミー賞。この動画はそのTVコマーシャルで、7年連続でスポンサーを務めるアウディによるものです。エミー賞は、デレビドラマ、番組のアカデミー賞ともいわれ、受章は世界的な名誉とされています。アウディは「聞く」という意味のラテン語で、オーディオに並々ならぬこだわりを見せるカーブランドとしても有名です。

　「Audi Orchestra Campaign」と銘打たれた広告キャンペーンでは、チアーズの他に、アメリカを代表するテレビ番組である「スタートレック（Star Trek）」や「メアリー・タイラー・ムーア・ショー（The Mary Tyler Moore Show）」のテーマ曲も選ばれています。オーケストラと共にアウディのスーパーモデルたちが共演し、自慢のメカニカルサウンドを披露してくれた動画、いかがでしたか。