車のエンタメ
更新日:2018.11.17 / 掲載日:2017.09.15

驚異の快進撃を続けるトヨタWRC!! その挑戦を支えるものとは

 18年ぶりに「WRC(世界ラリー選手権)」に参戦したトヨタ。開幕戦のラリー・モンテカルロでいきなり2位に食い込み、第2戦のラリー・スウェーデンで早くも優勝、第9戦のラリー・フィンランドでは優勝と3位入賞を果たしました。

 復帰初年度としては上出来どころか快挙と言っても過言ではない好成績を残しているわけですが、そもそもなぜトヨタはWRCに復帰したのでしょうか。「TOYOTA GAZOO Racing(トヨタ ガズー レーシング)」の動画でその理由が語られていました。

 WRCのレースでは、舗装路、未舗装路、雪道や氷上、ぬかるんだ道など、想像できるあらゆる環境下を走ります。

 市販車をベースにチューニングを施したマシンで、極限まで攻めていく過酷なレース。

 ステアリングを握るドライバーとナビゲーションを担当するコ・ドライバーがマシンに乗り込み、スタートの合図と同時にアクセル全開で飛び出していきます。

 「ヤリス(日本名:ヴィッツ)WRC」を意のままに操り、コースを疾走。

 ものすごいスピードでジャンプして完全に浮き上がった車体は、墜落するような勢いで着地。足回りにかかる衝撃は、生半可なものではなさそうです。

 走行を終えると、ドライバーが走行中に気づいたことや問題となったことなどをメカニックに伝えます。話す人も耳を傾ける人も、真剣そのもの。

 真冬の北欧でも……。マシンから降りたドライバーは、手振りを交えながら微妙なニュアンスをエンジニアに伝達します。

 土煙をもうもうとあげながら、走るヤリスWRC。

 緩やかなコーナーは、車体を振りながら一気に駆け抜け……。

 ウォーターハザードにも躊躇なく突っ込んでいくんです。

 路面の状況を読んで最大限のパフォーマンスを引き出しながら走り、マシンの様子をフィードバックしてブラッシュアップさせていく。そんな日々を続けながら、チームが一丸となって過酷なレースを戦っていきます。

 雪道でも。ダートでも。

 ファンの期待に応えるために。

 でも、レースで勝つことだけが目的ではありません。その先にあるのは、「もっといいクルマづくり」です。ダートや雪道、きつい登りや下りの道、酸素の薄い高地の道などシビアな条件のなかマシンの性能を100%使い切って走ることで得られたデータやノウハウをもとに、さらなる研究開発を重ねて市販車へとフィードバックされていきます。

 トヨタWRC復帰までの日々を追ったドキュメンタリー映像も公開中。こちらは約55分と、ガッツリ見応えがありますよ。

参照元:TOYOTA GAZOO Racing(YouTube)

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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