車のエンタメ
更新日:2017.05.08 / 掲載日:2017.05.08

パリで激写! クルマにはねられる瞬間の恐怖を映し出した顔!?

 実際にクルマに轢かれた経験はなくても、ヒヤッとしたということ誰にでもあるはず。ドライバーが安全運転を心がけるのは当然ですが、歩行者も交通弱者だからといって好き勝手に歩いていいわけではありません。

 歩行者が事故の原因となる代表的なケースは、飛び出しや信号無視です。最近では「歩きスマホ」も問題になっていますよね。

 フランスのパリでは、歩行者の横断マナー向上のためのキャンペーンが実施されました。赤信号の横断歩道を渡った歩行者に、事故の恐怖を疑似体験してもらおう、というものです。

 歩道に専用の大きなスクリーンを設置。歩行者が赤信号を渡ると急ブレーキの音が鳴らされて、驚いた歩行者を撮影、モニターに表示します。

 歩行者用信号が赤になり、キックボードを手にした女性が止まりました。

 ところが、クルマが通りすぎるとキックボードに乗って横断歩道を渡りはじめます。

 そこに、左側から急ブレーキの音が! 驚いた女性は、キックボードを投げ捨てるように飛び降りてしまいます。

 なにが起こったのか、すぐには理解できない様子。

 自分の顔が大きく映し出されたモニターに近づき、確認すると……。「命のリスクを冒さないで。道路を渡るときは信号を守りましょう」の文字が。

 電話をしながら赤信号を渡っていた女性も……。

 うつむき加減で歩いていた男性も……。

 スーツ姿の男性も、白髪のおばあちゃんも。

 身の安全を確認すると、モニターに気づき、近づいていきます。恐怖に歪んだ自分の顔と警告の文字をスマートフォンで撮影する人もいましたが、SNSなどで発信されればより多くの人に訴求できるかもしれません。

 「驚きのあまり転倒して怪我をしたらどうするんだ」とか「心臓の弱い人には死の危険がある」とか、この試みそのものを快く思わない方もいるでしょう。しかし、「クルマは来ていない」と確信して渡りはじめても、急ブレーキの音を聴けば飛び退くほどに驚くんです。そこにクルマはいないにも関わらず。それだけ、人間が見ている範囲は狭いということ。交通事故を少しでも減らすために、歩行者も信号を守らなければ! と思わされる映像でした。

参照元:公式(YouTube) Serviceplan France

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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