車のエンタメ
更新日:2016.11.18 / 掲載日:2016.11.18
痛快映像! ホットウィールにカメラを積んだら、あまりのスピード感に驚いた!

こどものころに遊んだおもちゃがあるときふと懐かしくなって、いい大人になってから再び集めちゃう、というのは世界のどこでもよくある話なようで。世界ナンバーワンの販売台数を誇るアメリカ、マテル社のミニカー「Hot Wheels(ホットウィール)」もそんなおもちゃのひとつになっています。
ホットウィールには、新車はもちろんのことクラシックカーだったりホットロッドだったり、『007』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』など映画の劇中に登場したモデルだったり、塗装やホイールが豪華な仕様だったり、コレクター心に火をつけるような仕掛けがあるわけです。
とはいえ基本はミニカーなので、モーターで動くとかリモコンで操作するような機構はありません。走らせるには、手で押し出してやるか、傾斜を利用するかです。できるだけ抵抗を少なくしてスムーズに走行させられるようなレールも販売されています。
そんなホットウィールで、迫力があってトリップ感もあるオンボード映像をお届けしよう! というコンセプトで制作された動画があります。

オンボード映像なので、ホットウィールに乗ったような視点で固定されています。そして、レールの上をただ走り降りていくだけです。

ところが、これがなかなかにスピード感があるんです。アイポイントがものすごく低いことに加えて、壁などの近くにレールを配置したり高低差に緩急をつけたりすることで、臨場感を効果的に演出しています。


さらに、トンネルをくぐると世界がガラッと変わるのもおもしろい!


芝生の上から、アスファルトへ……。

プールサイドに出るにとどまらず、水中へダイブ。

プールの底の穴に吸い込まれ、出て行った先はちゃんと水浸しになっています。


プールの底の穴に吸い込まれ、出て行った先はちゃんと水浸しになっています。



住まいのテラスを抜けると、ジャンプからループと連続の大技。

ゴール地点の砂場では、仲間たちが完走をお祝いしてくれる、という趣向でした。
この動画を撮影するためにつないだレールの距離は、トータルでなんと約61mにもなるのだとか。もちろん一発でスムーズに走行できたわけではないそうで、単純そうな動画だけど、撮影するのも編集するのもたいへんだったんだろうなぁ。
砂浜にレールを敷いて撮影したバージョンもありました。こちらはオンボード映像だけではなく、外から撮った映像、後続車両から撮った映像、先行車両から撮った映像も入っています。