車のエンタメ
更新日:2018.11.08 / 掲載日:2016.11.14
アメリカのトラック野郎気分にひたれる!?ボンネット型トレーラー風自家用車にカスタム!

アメリカのトラックと言えば、超大型のボンネット型トレーラーってイメージですよね。キャビン左右にのびる煙突マフラーも特徴的。『コンボイ』や『激突』などの映画を思い出す方もいらっしゃるかもしれません。
アメリカで「Big Rig(ビッグ・リグ)」と呼ばれるトレーラーの、迫力ある姿に憧れている人は多いんです。でも、だからといって個人で所有することが現実的でないのは言うまでもなく……。
それでも乗りたい! オーナーになりたい! というニーズも多いんでしょう。こんなカスタマイズカーがありました。

「どこがカスタマイズなの? これ、Big Rigでしょ?」と思ったでしょ? ホンモノと並んだらこんなにコンパクトなのです。

製作しているのは、フルサイズピックアップトラックをベースに、Big Rig風のボディを架装してくれる専門のコーチビルダー「Lil Big Rig」。「Lil」は「Little」の略語ですから、「小さなビッグ・リグ」ってニュアンスでしょうか。テネシー州のナッシュビルにあるLil Big Rigは、もうひとつ大きな特徴があります。オーナーのボブ・サファーンさんを除くスタッフ3名が全員女性なんです。ボブさんの娘さんと友人なんだそう。

ボディタイプは「Lil Kenny」(右・左)と「Lil Pete」(中央)の2種類。ボディカラー、内装などなど好みでオーダー可能です。お値段は、Lil Kennyが1万4950ドル~2万385ドル(約154万円~約210万円/2016年11月6日現在の為替相場1ドル=103.1円で換算、以下同)、Lil Peteが1万2950ドル~2万7000ドル(約136万円~約278万円)。

クルマの工房っていうと油臭くて男臭いイメージですが、Lir Big Rigはログハウス風の建物で男臭さとは無縁。


なにからなにまで、女性スタッフの手で仕上げられていきます。


大きなタイヤとか、ドアとか、かなーり重いと思うんですよね。男性でもけっこうたいへんだと思うんですが、なんなくやってのけてしまうのはさすがプロ。かっこいい!