車のエンタメ
更新日:2016.10.11 / 掲載日:2016.10.11
運転を学習していく人工知能の開発映像がこれだ

単にプログラムに従って動くだけではなく、自分自身で学んで「識別」「予測」「実行」をおこなう人工知能。たとえば道路上におけるさまざまな環境に対応できるよう、自動運転車には不可欠な技術といわれています。今回は、そんな人工知能を搭載した自動運転車の開発の様子をお見せしましょう。
最初は、簡単なことしか実行できない状態。いうなればハイハイをはじめて自由に動けるようになった赤ちゃんと同じです。だから……。

走りは少々危なっかしいですし、パイロンにだってぶつかります! それにしても、そんなに大胆にいかなくてももっと遠慮がちに走るのかと思いきや、狭い道で対向車が来ても真ん中を走り続けて道を譲りません!?

それじゃぶつかるでしょー! ですが、ここからが人工知能のすごさです。経験を積み重ねていくうちに自分で学んで、状況認識や走行テクニックも向上していきます。

規制によるレーンチェンジだってお茶の子さいさい。人間にたとえると小学生くらいでしょうか。さらに成長すると、なんと高速道路を走ってドライブできるようになりました。

このくらいになると立派に「免許皆伝」ですね。
走れば走るほど学習して運転がうまくなる自動運転車。そのうちドライバーにダメ出しするようになったり、ドリフトも覚えてしまうかも。なんて考えてしまうのは、SF映画とアメリカのTVドラマ「ナイトライダー」の見すぎでしょうか。