車のエンタメ
更新日:2016.10.05 / 掲載日:2016.10.05
バタン! ガツン! バシン! フィアット「500S」の一風変わったテストのワケ

クルマに限らずどんな製品でもそうだと思うのですが、世に送り出す前にいろいろな試験をしますよね。耐久性、安全性、使い勝手のよさ、クルマだったら走行性や空力特性、静粛性、居住性などもテストされるわけですが、このフィアット「500S」のラボではちょっと変わったテストが行われているようで……。

まずはドアのテストです。開閉の耐久テストのようにも見えますが、車内の研究員は音量を計っている様子。やたらと力任せにドアを閉じているのが気になります。

次は、タイヤを蹴飛ばして衝撃をチェック……?

さらにボンネットをバッグで叩いて塗装の傷をチェック。あんな勢いでバッグをぶつけたら、ボンネットよりもバッグやバッグの中身のほうが心配です。スマホとか入ってないかなぁ。大丈夫かなぁ。


テスターの研究員は、バッグを肩にかけ、髪をかきあげる仕草をしながら去って行きます。計測係のおふたりも「なにやってんの……?」という表情ですが、なんの演出?
全容は、ぜひフィアットUKのコマーシャルをご覧ください。

動画が見られない方にはタネ明かしを……。 助手席の女性が、なにやらものすごい剣幕で怒っています。

クルマを降りると……。あっ!! ドアに一撃!

タイヤに一撃!

立ち去ったかと思ったら……。

引き返してきて、ボンネットに一撃! ラボで行われていたのは、このためのテストだったんですね。

軽快に街を走る500Sだけど、助手席には彼女不在のまま……。ちゃんと仲直りできたかなぁ? ちょっとだけ心配です。