車のエンタメ
更新日:2018.11.19 / 掲載日:2016.09.23
これぞイタリアン最強コンパクト! フィアット500 ランボルギーニ V12!?

イタリア車ではあんまり思い浮かばないけど、フランスで言えばルノー「5(サンク)ターボ」とか、新しいところ(とはいってももう10年以上前か)では「ルーテシアV6」なんてのもありますね。
なんのことかって? コンパクトカーをベースにしたミッドシップスポーツカーですよ。2ボックスの後席をはずし、そこへ大きなエンジンを積んだチューニングカーはクルマ好きの永遠の憧れ。ロマンといっていいでしょう。
それをフィアット500、しかも新しいほうではなく古い500でやってしまったのがイタリアのチューニングショップのこの人たち。
古い500はそもそもリヤエンジンなのでFF車ほどの驚きはないです……なんて冷静な顔をして言っている場合じゃありません。だってエンジンが凄いんだから。ヤバイくらい大きすぎるエンジンを積んじゃったんです。どのくらいかというと「V12」。なんと、「ムルシエラゴ」のエンジンを載せちゃったのだから限度を超えているってものでしょう。あのランボルギーニをフィアット500(古いほう!)にですよ。ムルシエラゴは2タイプのエンジンがあるのですが、今回積んだのは排気量6.2Lなので588馬力仕様ですかね。これにはルパン三世もびっくりでしょ。それにしたって、このオヤジさんたちに不可能という文字はないのでしょうか!?

そして見てください、このスタイル。えっ、チョロQ!?

普通のクルマの常識なんて通用するわけがありません。もう「500」と名乗っていいのかすら判断に困るくらい、原型をとどめていません。言われなければ「500」ってわからないでしょ?(笑)
さあ、停止状態から全開加速しますよ。