車のエンタメ
更新日:2018.11.03 / 掲載日:2016.04.18
BMW USが模倣パーツの警告動画を作成

BMW USAが1分10秒という短い動画を公開した。必要以上にあおるのではなく、淡々と、ごく端的に模倣パーツを警告しているのだけれど、これがけっこう衝撃的なのだ。
使用後のフィルターは、オリジナルはもちろん原形をとどめているけど模倣品はグチャグチャになっていて、模倣品のブレーキローターは真っ二つに割れてしまう。そこまでの粗悪品ばかりではないかもしれないけれど、模倣品のなかにはそういうものも少なからずあるってことだ。
「ホンモノは高いしねー、コピーで十分」なんて悪びれもせずにコピーのバッグやら財布やらを持つのとはワケがちがう。装飾品ならすぐにダメになったって「やっぱり安物だなぁ」で済むけれど、走ってる最中にブレーキが壊れた、ホイールが割れたなんて、ほんとうにシャレにならない。自分が命を落とすだけならまだしも、まったく非のない歩行者にまで被害が及ぶことだってあるかもしれないんだから、やっぱり、ちゃんと品質が保証されているものを選ばないとダメなんです。
「アフターパーツはダメ、純正品を使いましょう」という話ではなくて、「品質が保証されていない模倣パーツは危ないよ」って話。ちゃんと耐久テストをやってるアフターパーツブランドの製品を否定しているわけではないので誤解なきよう。