車のエンタメ
更新日:2022.04.07 / 掲載日:2022.04.07
交通事故ゼロ啓発動画第9弾「止まろう岡山」公開 岡山トヨペット

岡山トヨペット(本社:岡山県岡山市)は4月6日、春の全国交通安全運動期間にあわせ、同社が取り組んでいる交通事故ZEROプロジェクトの第9弾としてPR動画「止まろう岡山」を発表、同日よりYouTube上にて公開した。
「信号機の無い横断歩道での車の一時停止」をテーマに啓発動画を制作
同動画は、同社が安心・安全な街づくりの一環として取り組んでいる交通事故ZEROプロジェクトの第9弾。
今回は、岡山県が車の横断歩道の一時停止率がワーストワンだったことを受け、昨年の第8弾に引き続き、地元岡山県の意識改革を目的とした「信号機の無い横断歩道での車の一時停止」をテーマに動画を制作した。
自動車教習所内での「マラソン大会」のワンシーン 一時停止線にも目をくれず走り続けるのは…!?



動画の舞台は「マラソン大会」。都道府県を想起させる名字を記載したゼッケンを身につけた数十名の選手たちが、一斉に駆け抜けていく。走行場所をよく見ると、なんと自動車教習所内!真っ直ぐな道だけでなく、クランクをL字に曲がったり、S字の道を走る。途中、足を止める選手も……。




レース終盤、ラストスパートをかけるように選手たちが全力疾走する中、ゴール寸前で横断歩道の交差点が見えてきた。数名のランナーが横断歩道と一時停止線に気が付き、周りを気にし始める。横断歩道の脇には手をあげている子どもの姿も。多くの選手たちが速度を落として白線の前で足を止める中、ある人物だけは気にせず走り続ける。他の選手や子どもから白い目で見られていることも気にせず、笑顔でゴールを迎えたのは……!?
横断歩道での車の一時停止率ワーストワンの岡山県 「岡山ルール」と呼ばれる独自の交通マナーも問題視


2021年に公表された一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)の調査によると、岡山県にて歩行者が横断歩道を渡ろうとする場面で一時停止した車は10.3%に留まり、その数値は全国最下位。全国平均で9.3ポイント改善されている中、岡山県は全国の伸び率と比較すると動きが鈍く、2020年の全国ワースト3位からワースト1位へ降下する結果となった。
また、岡山県では、数年前から「岡山ルール」と呼ばれる独自の交通マナーが問題視されている。2016年にJAFが公表した「交通マナー」に関するアンケート調査結果によると、「ウインカーを出さずに車線変更や右左折する車が多い 」について実感している岡山県民は当時91%という結果に。この実情を踏まえ、車道に「★(ウインカー)合図」が描かれるという独自の標識も存在している。
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