車のエンタメ
更新日:2025.12.17 / 掲載日:2025.12.17
グーネット編集部がモビショーを練り歩き! 発売が待ち遠しい注目モデルに迫る

グーネットの公式YouTubeチャンネルが12月16日、「井戸田潤のグーっとくる車探し!」の最新回を公開。世界が注目する最新モデルを一堂に集めたモビリティの一大イベント「ジャパンモビリティショー2025」にグーネット編集部・榎本が潜入! ヒット間違いなしの新型車から、メーカーの技術の粋を集めたコンセプトカーまで、気になるクルマにグーっと迫りました!
もうすぐ市販化! 新型エルグランドの全貌に迫る

今回は井戸田さんが欠席のため、榎本ひとりでの取材に。「心細いですが……」と、緊張とワクワク感が入り混じった表情で会場へ入ります。
初めにやって来たのは日産ブース。「発売が予定されているクルマが多く展示されている」という通り、発表間もない新型リーフや新型ルークス、会期中に日本市場投入が発表された新型パトロールなど最新の市販モデルがズラリ。そんななかで榎本が注目したのは2026年度発売予定の新型「エルグランド」。初代から受け継ぐ“プレミアムグランドツーリング”のコンセプトに沿い、第3世代のe-POWERを導入するなど走りにもこだわったミニバンです。

16年ぶりのフルモデルチェンジを迎えるエルグランドは骨格をすべて刷新し、旧型に比べて全体的にボリュームアップしたスタイルに。デザインでは日本の伝統木工技術である組子細工の要素を取り入れた精緻なフロントフェイスが目を引きますが、初代モデルのデザインをモチーフにしたツートンカラーも注目したいポイントです。
内装も和を意識したデザインが特徴的ですが、ドライバーオリエンテッド(運転者中心の設計思想)がキーワード。今回説明していただいた日産スタッフは「歴代エルグランドの魅力とモダンさを掛け合わせた点にも注目してほしい」と語っていました。
2026年の大ヒット候補!ランドクルーザー“FJ”

続いてやって来たのはトヨタブース。未来のモビリティライフを予感させる様々なコンセプトモデルが並ぶなか、「いちばん気になってる」と榎本が話すのは「ランドクルーザー“FJ”」。こちらも2026年発売が予定されている、ランクルファミリーの新たな1台です。サイコロをモチーフとした直方体ボディと角を削ぎ落した面取り構成が特徴的で、「ランドクルーザー250の形を踏襲しながらも、コンパクトに仕上がってますね。往年のFJクルーザー好きにも刺さりそう」と第一印象を話します。

アウトドア好きな榎本は、続けてインテリアもチェック。「車高が高く、フロントガラスも立っていて視界がすごく広い感じ。運転しやすそうですね」と、運転席からの視界は良好な様子です。後席も足元に余裕があり、「コンパクトなんですけど大人4人でも窮屈せず乗れそうな感じ」とインプレッションしました。
グーネットマガジンでもFJ関連の記事はよく読まれており、「グーネットユーザーの中でも注目度が高いクルマ。気になるのは値段ですが、結構爆売れしそうな気がします!」とまとめました。
ラグジュアリーすぎるコンセプトモデル!ヴィジョンV

次は日本初披露のモデルを多数並べたブースが賑わったメルセデス・ベンツ。そこで榎本が注目したのは“プライベート・ラウンジ”のコンセプトで作られた「Vision V(ヴィジョンV)」です。きらびやかな外観もさることながら、榎本が「何だこれ!?」と声を上げたのはインテリア。全面ホワイトを基調としたカラーリングに近未来的なコックピット、そしてショーファードリブンを体現した後部席が組み合わさり、インパクト抜群です。

運転席と後部席の間はパーテーションと大画面スクリーンで仕切られ、完全なプライベート空間を創出。サイドパネルにはカクテルシェーカーやグラス、チェスボードが収められており、「ホントにラウンジですね! ラグジュアリーミニバンが世界的にブームなんですね」と感心しきりでした。
三菱が描く近未来のクロスオーバーは“エレガンス+アドバンス”

最後に訪れたのは、壮大な自然をフィーチャーした三菱ブース。まもなく発売が予定されている新型デリカD:5をはじめとした市販モデルも気になるところですが、榎本が向かったのはメインに展示された「ELEVANCE Concept(エレバンス・コンセプト)」。“10年先のクロスオーバーSUV”をイメージして作られた1台です。
カーボンニュートラル燃料対応のPHEVで、専用のけん引車や観音開きのドア、透明のカプセルのような“カプセルキャビン”が特徴。フロントフェイスは三菱車でおなじみの“ダイナミックシールド”を採用していますが、走行環境によって空気抵抗を調整するグリルシャッターなど新技術も採用されています。

車内は、車両名の「エレバンス(エレガンス[上品さ]+アドバンス[進歩・発展]」の通り、ラグジュアリーと先進技術が融合した空間に。ドライバーのライフスタイルや価値観に応じてパーソナライズされ、運転の相棒となるAIエージェント機能「AI Co-Driver(エーアイ・コ・ドライバー)」を搭載し、快適な運転をサポートします。
運転席に乗り込んだ榎本が「床のデザインやシートのデザインが、意外とラグジュアリーな雰囲気」と感想を話すと、説明に当たっていただいた三菱のスタッフは「冒険にいざなうクルマに上質さを兼ね備えた、グランピングを楽しむようなイメージ」と語ってくれました。
エレバンス・コンセプトにはこのほかにも、様々な先進機能を搭載。10年後のモビリティライフが待ち遠しくなる詳しい内容については、動画本編をご覧ください!