故障・修理
更新日:2016.09.26 / 掲載日:2016.09.26
【砂浜・雪国対策】車の足回り錆止め(防止)方法とは
goo-net編集チームどんなにボディがピカピカでも足回りは錆だらけという車は意外に多く、
錆が原因のトラブルや不具合も多数報告されています。
ここでは、砂浜や雪国における車の足回りの錆止め方法について見ていきましょう。
車の足回りが錆びると困る理由
車の足回りは特に錆びやすい箇所とされています。
少しの錆なら放置しておいても大丈夫と思いがちですが、
足回りには、駆動系、ブレーキ、マフラーなど、車が走行するのに重要な部品が集中しているので、
放置しておくと錆が虫歯のようにじわりと広がり、
ある日突然故障するケースが非常に多くなっています。
腐食の度合いによってはブレーキが利かなくなったり、
マフラーがごっそり落ちてしまったりすることも考えられるので、
足回りは定期的にメンテナンスすることをおすすめします。
海辺や雪国では何故足回りが錆びるのか?
どの車も錆びる可能性はありますが、特に海辺や雪国は足回りが錆びやすいとされています。
その主たる原因は「塩」にあります。
海辺や砂浜は常に塩分を含んだ風や砂がついて回るため、
車は常に塩の影響を受けていると考えて間違いないでしょう。
また、雪国では道路に積もった雪を融かすために融雪剤というものがまかれています。
こちらも主成分は塩化カルシウムや塩化ナトリウムなので、
融雪剤をまかれた道路を走行した車は常に塩分を付けて走行している状態となるのです。
車の足回りの錆止め(防止)方法とは
車の足回りの錆止めを自分でするには、こまめな洗車がベストです。
錆の原因となる塩分を洗い流すだけでも、錆が広がるのを防ぐができると言えます。
足回り洗浄のための専用器具や錆落とし剤などがあるので、きっちり仕上げましょう。
ただし、洗車をしすぎてしまうと塗装が薄くなって却って錆びやすくなるため、
やりすぎないよう注意しましょう。
また、錆を落とした後は、再び錆が発生しないように、
防錆塗装などの防錆処理を行うことをおすすめします。
足回りの錆止め方法をご紹介しましたが、必ず錆を防げるというわけではありません。
基本的に日々のお手入れと、錆を発見した際はすぐに対応することが大切と言えるでしょう。