コーティング・クリーニング
更新日:2024.01.17 / 掲載日:2023.08.16

コーティングの持続性はどのくらい?撥水・親水それぞれの比較も解説!

コーティングの持続性はどのくらい?撥水・親水それぞれの比較も解説!

グーネット編集チーム

大切な車をきれいに保つために、車のコーティングを考えている方もいるでしょう。

しかし、実際に車にコーティングを施すためには費用や時間もかかるため、コーティングを施すにあたって、どのくらいコーティングの持続性があるものなのか気になる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、車のコーティングにはどのくらいの持続性があるのかをはじめ、コーティングの持続性に関係する、撥水タイプと親水タイプのコーティングの違いについて解説します。
併せて、コーティング後でもこまめな洗車が大切な理由についても解説します。

コーティングにはどれぐらい持続性があるの?

コーティングにはさまざまな種類があり、それぞれ仕上がり具合や持続性が異なります。コーティングの種類や、それぞれの特徴を確認していきましょう。

コーティングの種類と違い、それぞれの持続期間について

コーティングの種類には、ワックス、ポリマー加工、ガラスコーティングなどがあります。

ワックスやポリマー加工では、油膜成分によってボディの表面に光沢が生まれます。安価で手軽にコーティングできるのが特徴です。しかし、主成分が油分なので、時間の経過とともにコーティングがはがれやすく、持続性が低い傾向にあります。

ワックスの場合は1週間程度、ポリマー加工の場合は3ヵ月程度が持続期間の目安とされています。持続性が低い傾向にあるため、常にコーティングをしておく場合は、コーティング剤を塗り直す必要があるので手間がかかります。

一方、ガラスコーティングは、油膜成分のようなギラギラとした光沢は出ませんが、ボディと一体感がある自然な光沢が出ます。コーティングの持続性も高く、ガラス被膜が塗装面と一体化するので、ボディに傷がつきにくくなるという効果も得られます。

ガラスコーティングの場合は2年~3年程度が持続期間の目安とされています。ガラスコーティングのデメリットとしては、コストが高いことが挙げられます。

コーティングの種類で水弾きが変わる?撥水と親水の違いについて

コーティングの種類で水弾きが変わる?撥水と親水の違いについて

グーネット編集チーム

コーティングには撥水タイプと親水タイプがあり、それぞれで水の弾き具合が異なります。
撥水タイプと親水タイプの具体的な違いやメリット・デメリットについて解説します。

コーティングの撥水と親水は何が違うの?

撥水のコーディングでは、付着した水は水玉状になり、「撥水」の文字どおり、水が弾かれるような状態になります。コーティングの効果が一目でわかる、車のコーティングとして一般的な方法です。

親水のコーティングでは、撥水するのではなく、水が流れるように引いていきます。同時に汚れも流れていくので、洗浄効果もあります。塗装面によく馴染んで、付着した水が水玉状になりにくいのが特徴です。

コーティングの撥水と親水のメリット・デメリット

撥水のコーティングは、水が水玉状になることで、車の振動や走行時の風圧などで水を弾く効果があります。しかし、水が水玉状のままボディに残ると「ウォータースポット」と呼ばれる水垢がつきやすいのがデメリットです。

親水のコーティングでは、水と同時に汚れも流れていくので、汚れが付着しにくく洗車の手間が省けます。また水は形状を変えることなく流れていくので、ウォータースポットができにくいのもメリットです。一方で、水の弾きが弱く、コーティングの効果がわかりにくいというデメリットがあります。

このように、親水と撥水のコーティングは一概に「どちらが優れている」とはいえず、それぞれにメリット・デメリットがあります。自分が求める効果によって、適切なほうを選びましょう。

コーティングを持続させるためにはこまめな洗車が重要

コーティングを持続させるためにはこまめな洗車が重要

グーネット編集チーム

コーティングを長持ちさせるためには、こまめな洗車が必要です。ここからは、コーティングをした車に洗車が必要な理由を解説します。

コーティングをしても定期的な洗車は必要

撥水と親水、どちらのコーティングをしても定期的な洗車は必要です。洗車をしないで放置しておくと、汚れやホコリがどんどん溜まっていき、汚れが落ちにくくなります。

コーティングをしていたとしても、このような汚れやホコリが残っていると、その部分に水玉ができるため、ウォータースポットできやすくなってしまいます。

車の外観をきれいに保つためにも、コーティングをしたあとも洗車をこまめにするよう心がけましょう。

まとめ

車に施すコーティングには、撥水効果や洗浄効果が期待できます。コーティングの種類には、ワックスやポリマー加工のコーティング、ガラスコーティングなどがあり、それぞれで持続性は異なります。

また、コーティングには、水を弾く撥水タイプと、水が流れるように引いていく親水タイプがあります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分のカーライフに合ったものを選択するとよいでしょう。

車にコーティングを施したとしても、定期的なメンテナンスが重要です。車のボディなどにホコリや汚れが溜まると、ウォータースポットが発生しやすくなります。車の外観をきれいに保つためにも、コーティング後もこまめに洗車することを心がけることが大切です。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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