コーティング・クリーニング
更新日:2015.12.16 / 掲載日:2015.12.16
車にキズを付けずに水垢を落とす方法とは

車はきれいに洗車しているつもりでも汚れがついてしまうものです。
水垢は車に付きやすい汚れの一種ですが、場合によっては落ちにくい汚れもあり、
ゴシゴシとこすってしまうと、車にキズをつけてしまう危険性があります。
車にキズをつけずに水垢を落とす方法について詳しく紹介していきます。
水垢が付いてしまう原因とは?
きれいに洗っているはずなのになぜ水垢がついてしまうのでしょうか。
水垢は、洗車時に使用した水や雨が乾いて、
シミになったものだと解釈されている方が多いかもしれませんが、
実は大気中に含まれている油が原因なのです。
排気ガスや工場の煙突から出た煙などが空気中に混じると、
それが雨とともに車に付着して、水垢となってしまうのです。
軽い水垢は水で流して落ちる
ちょっとした水垢なら水で流すことで落ちていきますので、
水垢が気になる部分に何度か水をかけてみてください。
軽度の水垢なら流水で汚れが落ちていきますが、それでも落ちない水垢もありますので、
その場合は洗剤を使用して汚れを落としていきます。
専用の洗剤ではなく台所用洗剤でもOK
水で流しても落ちない水垢に関しては洗剤で落とす必要があるのですが、
車用の洗剤で洗浄力の強い物に関しては研磨剤が入っているタイプがあります。
研磨剤入りの洗剤を使ってしまうと、車に細かい傷を作ってしまう危険性が出てきます。
また、わざわざ専用の洗剤をカー用品店まで買いに行く手間があり、
すぐに汚れを落としたいときに不便です。
そのような時に水垢を落とす方法としておすすめなのが、
どこの家庭でも使っている台所用の洗剤です。
先ほど述べたとおり水垢の原因は大気中の油ですから、
油汚れをしっかりと落としてくれる台所用の洗剤を使っても落とすことができるのです。
しかし台所用洗剤をそのまま使用してしまうと洗浄力が強すぎるため、
洗剤1に対して水を100で割って薄めてから使用するようにしてください。
洗浄をするときは、車にキズをつけないように柔らかいスポンジを使って、
水垢のついている部分を優しくなでるようにしながら水垢を落としていきましょう。