車のメンテナンス
更新日:2026.03.11 / 掲載日:2026.03.11
次期レヴォーグに“2.5Lストロングハイブリッド”投入へ、2026年夏にも追加か!?

SUBARUのスポーツワゴン「レヴォーグ」に、新たな電動パワートレーンが追加される可能性が高まっている。編集部が販売関係者への取材で得た情報によれば、2026年夏にも予定されている年次改良のタイミングで、フォレスターに搭載されたストロングハイブリッドシステムをレヴォーグにも展開する計画が進んでいるという。
今回導入される見込みのユニットは、フォレスターに採用された2.5L水平対向エンジンをベースとするストロングハイブリッド。トヨタのハイブリッドシステム「THS」をベースに、高出力モーターとリニアトロニック(CVT)を組み合わせたシステムで、従来のマイルドハイブリッドとは異なり、EV走行領域の拡大と燃費性能の大幅な向上を狙ったものだ。スバルは今後、このハイブリッドユニットを主力モデルへ順次展開していく方針とされ、現行型レヴォーグはその次の重要な展開先になる。
注目すべきは、今回の変更がフルモデルチェンジではなく年次改良として実施される点だ。現行2代目レヴォーグ(VN型)は2020年の登場以来、商品力の高さでスポーツワゴン市場をリードしてきたが、電動化の波を受けて商品構成の見直しが進められている。
パワートレーン構成にも大きな変化が入る見込みだ。現在の主力である1.8L水平対向ターボは継続設定となる一方、上位の2.4Lターボはグレード数を絞った展開へ整理される方向だという。そのうえで、新たに加わる2.5Lストロングハイブリッドをラインナップの中心に据える構成になる可能性が高い。

これまでレヴォーグは「走り」を前面に押し出したターボモデルが主役だったが、ハイブリッドの導入によってキャラクターは一段と広がる。低速域ではモーターによる滑らかな加速、高速域では水平対向エンジンの力強さを活かすことで、ワゴンとしての実用性とスポーティな走行性能を両立する狙いとみられる。
SUBARUは近年、電動化戦略を大きく前進させている。クロストレックやフォレスターで導入されたストロングハイブリッドは、トヨタのハイブリッド技術をベースとしながらもスバル独自の水平対向エンジンとシンメトリカルAWDの特性を活かす設計が特徴だ。このユニットがレヴォーグにも搭載されれば、燃費性能だけでなく走行安定性や静粛性の面でも新たな魅力を備えることになる。
今回の年次改良ではストロングハイブリッドの追加によって商品力の強化が図られる見込みだが、現行レヴォーグがモデル後期に入っているのも事実だ。すでに次期型の開発が進められているとの情報もあり、フルモデルチェンジは2028年前後に行われる可能性が高いとみられる。今回のハイブリッド追加は、その次世代モデル登場までの商品力を維持・強化するための布石となる可能性が高い。