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更新日:2021.12.24 / 掲載日:2021.10.29
米国トヨタ セコイア2022年モデルを発表

米国トヨタは現地時間の10月27日、フルサイズSUV・セコイアの2022年モデルを発表した。3列シート最大8人乗りで、Toyota Safety Sense-P(TSS-P)を全車に標準装備する。2021年に加わったナイトシェード スペシャルエディションが復活し、グレードはSR5、TRDスポーツ、TRDプロ、リミテッド、プラチナムとなる。
8人乗りで最大限の広さと積載性を実現
セコイアは8人乗り(TRDスポーツ、TRDプロ、プラチナム、ナイトシェードエディションでは7人乗り)で、広いスペースを確保。独立したリアサスペンションのおかげで、3列目でも大人が乗車するのに十分な広さをもつ。2列目の足元も、フルサイズの高級セダンと同等の広さだという。
3列目シートの背もたれを倒すと、約3.4 立方メートル(120.1平方フィート)のスペースになり、2人でキャンプをするのに十分な広さとなる。また、最大重量を超えない限り、長さ約3.5m(11フィート)までの物を積むことが可能だ。
エクステリアを一新したナイトシェードエディション

セコイアのナイトシェードエディションは、クロームグリルやエクステリアトリムをダーク化することで、カスタムな雰囲気を漂わせる。3色のエクステリアカラー(ミッドナイトブラックメタリック、マグネティックグレーメタリック、ウィンドチルパール)に加え、ブラックミラーキャップ、ドアハンドル、20インチブラックスプリットスポークアルミホイールを採用し、エクステリアを一新。インテリアでは、ブラックレザートリムのシートを標準装備している。
TRDプロ オフロードでの高いトレイル性能と日常使用の快適性

トヨタのトラックやSUVの中で、TRDプロのバッジは高いトレイル性能を示す。セコイアのTRDプロは、過酷な環境にも対応できるように設計されているが、内部にバイパス構造を持つフォックスショックを採用しているため、日常使用でも快適に過ごすことができる。トヨタ・レーシング・デベロップメントのエンジニアなどが設計・選定したオフロード装備を標準装備した7人乗り専用モデルとなる。
エクステリアカラーは、TRDプロ専用の「ルナロック」に加え、「ミッドナイトブラックメタリック」、「マグネティックグレーメタリック」、2022年の新色「ウィンドチルパール」をラインナップ。また、「TOYOTA」の文字が大きく入ったTRDプログリルを筆頭に、リジッド・インダストリーズ社製のLEDフォグランプを装備。TRDフロントスキッドプレートは、フロントサスペンションとオイルパンの保護に役立つ。18×8インチのBBS製ブラック鍛造アルミホイールには、P275/65 R18タイヤを装着。アルミキャスト製ブラックランニングボードとTRD製ブラックルーフラックが機能性とスタイルを高めてくれる。
さらに、ブラッククロームのシングルチップと “TRD “のデボスロゴを備えたTRDキャットバックエグゾーストシステムを用意し、他のセコイアモデルよりも大胆なエキゾーストノートを奏でる。

強さの源 ボディ・オン・フレーム構造
ボディ・オン・フレーム構造を採用したセコイアは、日常生活での段差やわだち、そして未舗装路での走行にも耐えうる、安定した強度の基礎をもつ。4輪独立サスペンションは、オンロードでは優れた衝撃吸収性を、オフロードでは優れたホイールアーティキュレーションを発揮。フロントには13.9インチのベンチレーテッドディスクブレーキ、リアには13.6インチのベンチレーテッドディスクブレーキが採用されている。また、最大牽引能力は約1,000kgにもなる。
充実したマルチメディアとコネクティビティ

マルチメディアシステムは、7インチのタッチスクリーンディスプレイを搭載し、スマートフォンにも対応しており汎用性の高いシステム。SR5とTRDスポーツに標準装備される8スピーカーのオーディオシステムは、Apple CarPlay、Android Auto、Amazon Alexaに対応。USBメディアポートと2つのUSB充電ポート、高度な音声認識機能、さらにBluetoothハンズフリー電話機能と音楽ストリーミング機能を備えている。
先進安全装備「Toyota Safety Sense-P」を全車に標準装備
セコイアはToyota Safety Sense-P(TSS-P)を全グレードに標準装備する。歩行者検知機能付プリコリジョンシステム、横滑り防止機能付レーンディパーチャーアラート、ダイナミックレーダークルーズコントロール、オートマチックハイビームを搭載したアクティブセーフティシステムだ。
ブラインドスポットモニターとリアクロストラフィックアラートは全グレードに標準装備。デュアルステージアドバンストフロントエアバッグシステム、運転席と助手席のシートマウントサイドエアバッグ、3列目すべてのサイドカーテンエアバッグ、運転席と助手席のニーエアバッグを装備し、総合的な安全性を確保している。