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更新日:2021.07.26 / 掲載日:2021.07.26
メルセデス・ベンツ 商用車の新型シタン&eシタン 8月25日欧州で公開へ

メルセデス・ベンツ 新型シタンのシルエットイメージ
メルセデス・ベンツは現地時間の7月23日、小型商用車の新型「シタン」および「eシタン」を2021年8月25日に世界初公開すると発表した。
シタンは業務提携をしているルノー・カングーをベースとしたモデルで、2012年より商用モデルや乗用モデル、タクシー専用モデルなどの多様なラインナップを揃えて欧州で販売。
基本的にはカングーと共通のスタイルとしながらもメルセデス・ベンツ車のアイデンティティを踏襲したフロントグリルや、約300mmの全長差がある2タイプを設定していることなどが主な特徴として挙げられる。
公開は現地時間の8月25日14時より、Mercedes me mediaのオンラインプラットフォーム上で実施される。
今年3月にプロトモデルの写真を公開、コンパクトサイズながら高い積載量
シタンについては2020年11月、後継モデルの発表予告がされていたものの、この時はエンブレムを写したイメージのみの公開にとどめられ、車両の全貌が明らかにされていなかった。
今回の発表に際しては新型シタンのシルエットも併せて公開、シャープなデザインに生まれ変わったヘッドランプや、フロントグリルの中央に配されたスリーポインテッドスターのエンブレム、コンパクトなサイズ感が感じられるシルエットなどといった特徴が見て取れる。
新型シタンはデザイン性や操作性、安全性、コネクティビティなど車両のステータスを形作る様々な要素にメルセデス・ベンツのDNAが注ぎ込まれ、コンパクトなサイズながら広いスペースと高い積載量を実現、都市部における配送業務で役立つものになっているとしている。
また、左右に大開口スライドドアと低いローディングシルを設け、快適なアクセス性も備わっている。
さらに、乗用ミニバンの「シタンツアラー」も設定され、居住性や機能性、室内の可変性に加えて、充実した安全装備や高い走行性能を実現した車両になっているという。
また、シタンとして初の電動車仕様となるeシタンについては今年3月、ダイムラーAGのツイッターを通して、走行中の様子や、フロント中央に設けられた給電口を使って充電する様子などといったプロトモデルの写真が公開されていた。
> ダイムラーAGのツイッター(英語)
> メルセデス・ベンツ シタン 特設ページ(英語)