カー用品・パーツ
更新日:2020.06.29 / 掲載日:2020.06.29
車の暑さ対策は万全?夏場に有効な対策と便利グッズを紹介!
グーネット編集チーム
夏の暖かい日に車を日の当たる場所に駐車していると、ほんの少しの間であっても車内の温度は上がってしまいます。
そのせいで、夏場に車を運転するのが嫌になってしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそういった方のために、夏場でもできる限り快適に過ごせるようにぜひ試していただきたい暑さ対策のコツや便利グッズを使った対策方法をご紹介します。
車内の温度を下げる効果的な暑さ対策3選
真夏の炎天下で駐車していると、車内の温度は約60度近くにまで達します。特にフロントガラスは面積が広いため、日が差し込んでドライバーや助手席にいる方は暑さを感じやすいでしょう。
そんな車内の温度を「車体の色(黒・白)」「サンシェード装着」「窓開け(3cm)」「エアコン作動」の4つで比較したデータが、下記のグラフです。
グーネット編集チーム
当然といえば当然ですが、やはりエアコンを作動させると暑さ対策の効果は抜群という結果が出ました。その他で効果が大きいのは、窓開けです。空気の入れ替えも効果が大きいことがわかります。
この結果を踏まえて、車内の温度を効果的に下げる暑さ対策を3つご紹介します。一見、当たり前に思える対策ですが、効率良く温度を下げるコツもありますので、ぜひ試してみてください。
車のドアの開け閉めで暑さ対策
1.助手席側の窓、もしくは助手席側の後部座席の窓を1つだけ全開にする
2.運転席側のドアを5~6回開け閉めする
車に乗り込む前にする暑さ対策です。外気との温度差が縮まり、運転前の車内のむわっとした独特な空気を解消できます。ただし、強く開け閉めしすぎると故障の原因となるため、適度な力で行いましょう。
車のエアコンを使って暑さ対策
1.すべての窓を全開にする
2.エアコンを外気導入に設定
3.3分ほど走行したら、窓を閉めて内気導入に切り替える
エアコンの前にドリンクホルダーを設置している場合は、エアコン作動中に冷たい飲み物を置いておきましょう。これが空気を冷やす手助けになり、効率的に車内の温度を下げるコツとなります。
車に水をかけることで暑さ対策
すべての窓ガラスとルーフに水をかけると、熱を逃がしやすくなり、車内温度がある程度下がります。即効性があり、手軽にできる暑さ対策です。
バケツやホースがない場合、ペットボトルの水をかけるだけでも有効です。ペットボトルは持ち運びにも便利ですので、2リットルのペットボトルに水を入れて車に積んでおくとよいでしょう。
車の暑さ対策に便利なグッズを紹介
グーネット編集チーム
車内の暑さは、ホームセンターや100円ショップで入手できる便利グッズでも和らげることができます。ここでは、手軽に入手できる暑さ対策に有効なグッズを4つご紹介します。
サンシェード
サンシェードは、フロントガラスからの太陽光を和らげる便利グッズです。停車中に設置しておくことで、車内温度の上昇防止効果が期待できます。
色やデザインにこだわりがなければ、光を反射しやすい白か銀色のタイプがおすすめです。商品によっては断熱シートを用いているものもあるので、機能性の違いも確認しておくとよいでしょう。
車内用扇風機
車内用扇風機は、空気の循環にとても有効です。車内用扇風機の風とエアコンを合わせて使えば、迅速で効率的な車内温度の低下が期待できます。
カーフィルム
扇風機の設置やサンシェードの取り外しが面倒だという方には、カーフィルムがおすすめです。ただし、フロントガラスとフロントドアガラスは「可視光線が70%以上透過できること」と道路交通法で決まっているので、カーフィルム選びには十分に注意しましょう。
濡れタオルでも暑さ対策
車体を水で濡らすのと同じく、車内を濡れタオルで拭くことで粗熱を取り除けます。ヤケド防止にもつながるため、ハンドルやシートベルトの金具部分など、熱を帯びやすい部分を乗車前に拭き上げておくと安心です。
まとめ
車内の暑さ対策として効率良く温度を下げたいのであれば、1つの対策に絞り込むのではなく、いくつかの方法を併用するのがおすすめです。
今回は、すぐに実践できる暑さ対策をご紹介しましたので、ぜひトライしてみてください。