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更新日:2019.04.11 / 掲載日:2019.04.11
「フィアット 500X」がマイナーチェンジ デザイン変更と新世代エンジンを搭載

FCAジャパンは、「フィアット500X」をマイナーチェンジし、5月18日から発売する。価格は298万~334万円。
フィアット500Xは、フィアット初のスモールSUVとして2015年10月に日本へ導入され、デビュー4年めの今年にデザイン刷新と新パワートレーンを搭載するマイナーチェンジを行う。日本には300万円を下回るエントリーグレード「500X」(受注生産)と上級グレードの「500X クロス」の2タイプが導入される。
パワーと燃費を向上させた新世代エンジン搭載
パワートレーンは、フィアット初採用の新世代オールアルミ製1.3L直列4気筒ターボエンジンを搭載する。フィアット独自の技術であるマルチエアの進化、燃焼室形状の最適化などにより、従来モデルと比較して最高出力は11PS増の151PS、最大トルクは20Nm増の270Nmを発揮する。さらに燃費でも従来型と比較して約10%向上しているという(欧州計測参考値)。トランスミッションは、6速デュアルクラッチトランスミッションを採用。
SUVイメージを強調したエクステリア
エクステリアは、SUVらしさを強調するクロススタイルを採用し、前後バンパーが新デザインとなった。さらにヘッドライト、ドライビングライト、リアコンビネーションランプがLED式へ変更(500X クロスのみ)。上下で分割されたデイタイムドライビングライトとポジショニングライトは、フィアット500ファミリーのシンボルである「500」のロゴをモチーフとしている。
セーフティ&コンフォート装備も充実
先進安全システムについては、クラッシュミティゲーション(衝突被害軽減ブレーキ)付の前面衝突警報、車線逸脱警報などを全車標準装備。さらにレザーステアリングホイールや前席シートヒーター、クルーズコントロール、デュアルゾーン式フルオートエアコン、AppleCarPlay・AndroidAuto対応の7インチタッチパネルモニター付のインフォテインメントシステムUコネクト、リアパーキングカメラなどの充実した装備で高い快適性を実現している。
さらに500X クロスではLEDヘッドライトに加えて、レザーシート(前席8ウェイパワーシート付)、パドルシフト、アダプティブクルーズコントロール、ブラインドスポットモニター、フロントパーキングセンサーなどを装備し、ロングドライブでの快適性を向上させている。