車のエンタメ
更新日:2018.11.05 / 掲載日:2018.05.21

公道の走行もOK! 水陸両用ヘリコプターのまさかの結末!?

 世界中のクルマにまつわる動画をいろいろと見ていると、カスタムカーの世界がものすごく奥が深いということがわかります。しかし、本日お届けする動画は、「水陸両用ヘリコプター」という仰天のカスタムだけでなく、いろいろな意味で衝撃を受ける1本です。どうぞご覧ください。

 ヘリコプターのボディにタイヤ……!? 自走できるヘリコプターなのかと思ったら、コクピットはステアリングを備えた「クルマ仕様」です! ヘリコプターのボディを換装した車両ということです。

 オーナーは、主翼のないセスナだったり、天地が逆さまのレーシングカーだったり、これまでにも変わったカスタムカーをつくってきた、アメリカのメリーランド州に住むジェフ・ブロッホさんです。本職は警察官、カスタム界では、「スピーディーコップ(SpeedyCop)」という愛称で知られています。

 このヘリコプターは、ベトナム戦争で攻撃用ヘリコプターとして使われたあと、テネシー州の国家警察でパーツを流用して仕上げられました。それをジェフさんは、3100ドル(約33万円)で購入。

 仲間と一緒に内装も外装も隅々まで手を入れ、延べ6か月間、3000時間をかけて「スピーディーコプター(Speedycopter)」を完成させました。

 そして、この「空を飛びそうなクルマ」は、なんと水陸両用車でもあります!

 シャシーは、トヨタのピックアップトラック「ハイラックス」でしょうか? エンジンは2002年モデルのアウディから流用した3.0LのV6で、最大出力は223馬力です。

 スピーディーコプターでサーキットを走ったことも。

 こちらはミリタリー風の記念写真。

 セスナボディのカスタムカーと並んでガソリンスタンドで給油。非日常感がハンパないです!

 ところが、このクルマ(ヘリコプター!?)、不幸にもフィラデルフィアのイベントに向かう途中で、なんと火災を起こし炎上してしまいます。

 空は飛べなくても、走ったり、航行したり、楽しいスピーディーコプター生活を満喫している……はずだったジェフさん。作業にかけた3000時間も、費用の1万ドル(約110万円)も、わずか5分で燃え尽きてしまいました。

 スピーディーコプター焼失で悲嘆に暮れたジェフさんですが、それでもまた仲間と一緒に新たなカスタムカーを作っているそうです。ネバーギブアップの姿勢は素晴らしいですね。

 自作のカスタムカーで、レースも楽しむジェフさん。しかし、彼のクルマたちは、重量面や空力面で明らかに不利な作りに見えます。順位やタイムよりも、見る人の楽しさを優先しているのでしょう。さて、次はどんな1台が完成するのか、楽しみですね!

参照元:Barcroft Cars(YouTube)

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ