車のエンタメ
更新日:2018.11.08 / 掲載日:2018.04.06
もはや家いらず!? ハーレーも格納するアメリカントレーラーの贅沢
アメリカは日本の約25倍もの広大な国土を持ち、そこにおよそ3億2000万の人々が暮らしています。生活、経済を支える物流は主に陸送によるもので、その主役は大型のトレーラーです。トレーラーといいますと、高い運転席によじ上り、ゆったりと国道を走る雄大な姿が思い浮かびます。航空機輸送も増えていますが、陸送の需要はコスト面から依然として高いようです。
クルマで東西を横断すると1週間近くもかかるといわれるアメリカ大陸。トレーラーの多くは運転席の後ろに寝台や休憩スペースを設けています。今回ご紹介するのはトレーラーではあるのですが、ちょっと普通とは違ったものです。アメリカならではのスケールの大きさをどうぞ感じてください!
おお、出てきました! 大きいですね。「ビッグリグ」と呼ばれるアメリカの大型トレーラーは、日本やヨーロッパなどとは違い、いまもボンネットタイプが主流です。
どうやらトレーラー部分だけで、荷台はないようです。それにしてもこのトレーラー、通常よりも前後にかなり長くなっていますね。迫力があります。
では前方に行って、キャビンの様子を見てみましょう。家に入るようにドアを開けると、目の前にはシャワールームと冷蔵庫が見えます。ウッドで覆われて温かみのあるインテリアですね。
高い位置には収納がたっぷりと用意されています。長距離の移動に備えて、さまざまなものをストックできます。
キッチンも快適そうです。これならばホテルやモーテルに泊まる必要はなさそうですね。まるで家にいるように、ゆったりと休憩することができるでしょう。普通のトラックの寝台とは別次元の贅沢な作りです。
後ろに贅沢なキャビンを持つこのトレーラー。まるでキャンピングカーのようでとても快適そうですが、ついついゆっくりと休んでしまって、輸送が遅れるかもしれませんね(笑)