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更新日:2019.06.17 / 掲載日:2018.03.14
【スバル】進化した音声認識機能「Siri Eyes Free(アイズフリー)」機能とは

グーネット編集チーム
2010年からレガシィに採用された、歩行者認識&自動ブレーキ等の先進安全装備「アイサイト」は「ぶつからない車」として注目されました。
各自動車メーカーが自動ブレーキを採用する中で、スバルの安全技術も改良され、現在スバルのアイサイトはバージョン3になりました(2017年12月現在)。
バージョン3はステレオカメラの視野角と視認距離を約40%拡大するとこで認識性能を向上させました。
さらにカラー画像化により、先行車のブレーキランプの認識も可能になり、安全性能は向上しています。
安全技術に力を入れているスバルで採用したのが、Eyes Free(アイズフリー)と呼ばれる技術で、視線を前方に向けたまま、話しかけて音声のみでナビやオーディオを操作する機能です。
ステアリングから手を離すことなく安全に操作可能です。
当初レガシィは、後側方警戒支援機能や車線変更支援機能など「アドバンスドセイフティパッケージ」と呼ばれるオプションの安全装備装着車にSiri Eyes Freeを対応させていましたが、2015年10月にレガシィ アウトバックの全車に標準装備しました。
iPhone利用者が対応ナビを装着するだけで、Siri Eyes Freeが使用できるようになりました。
今回は、話しかけるだけで安全に操作可能な音声認識機能Siri Eyes Freeについて解説します。
Siri Eyes Freeとは
Siri Eyes Freeとは「Siri」と「Eyes Free」を組み合わせた機能名です。
Siriはアップル社のiPhoneで使用されている、音声認識機能で、「Hey Siri ○○に電話して」と話しかければ電話を発信します。
さらに、話しかけるだけで、タイマーのセットや検索など行ってくれる機能です。
メッセージの入力も音声入力が可能で、「、」はテンと話しかけ、「。」はマルと話しかけるだけで句読点も入力可能です。
Eyes Freeは、その名の通り目で確認することが不要な事を意味し、Siriの機能で話しかけるだけで操作できることを意味しています。
アップル・カープレイ(Apple CarPlay)の機能のひとつがSiri Eyes Free
運転中スマートフォンを手に持たずに、安全に操作するより優れた方法がアップルカープレイです。
カーナビとユーザーのiPhoneを接続し、iPhoneで調べたいことをカーナビのディスプレイ等で直接操作できるようにする仕組みです。目的地を検索する、電話をかける、メッセージを送る、音楽を聴くなど運転に集中したまま操作することが可能です。
Siri Eyes Freeは、iPhoneを接続しアップルカープレイが使用できる状態で、ステアリングにある音声コントロールボタンを押し続けるだけで機能をオンにすることが可能です。
Siri Eyes Freeが使用できない条件
アップルカープレイもSiri Eyes Freeもアップル社の製品のため、アンドロイドのスマートフォンでは使用できません。
また、レガシィの場合「レスオプション」を選択した場合、対応ナビが選択できなくなります。
アップルカープレイとSiriが両方使用できるナビゲーションを選択しない場合は使用できません。
Siri Eyes Free搭載車種
Siri Eyes Freeを搭載できるスバルの車種は以下の通りです(2017年12月現在)。
・レガシィ 対応SDナビ装着車
・フォレスター ハーマンカードン&SDナビ装着車