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更新日:2019.06.19 / 掲載日:2018.02.26
【トヨタ】ドライバーのステアリングを視点するレーンキーピングアシスト

グーネット編集チーム
高速走行でクルマが車線からはみ出さないように、カメラで白線を認識し、電動パワーステアリングを制御するレーンキーピングアシスト(LKA)は、トヨタの先進安全技術「トヨタセーフティセンスP」搭載車のレーンディパーチャーアラート+ステアリング制御の基になった先進の予防安全技術です。
今回は、車線逸脱防止を目的にドライバーをサポートし、さらにステアリング制御を加え、自動運転の先駆けとなる、トヨタの先進安全技術レーンキーピングアシスト(LKA)の仕組みについて紹介します。
レーンキーピングアシストの仕組み
白線・黄線の整備された高速道路等の運転時に、道路の車線等をカメラで認識し、電動パワーステアリングを自動でコントロールすることで、車線に沿った走行がしやすいようにドライバーのステアリング操作をサポートします。
レーンキーピングアシストの作動速度は、車線逸脱警報機能が約50km/hから約120km/h、ステアリングを操作する車線維持支援機能は約65km/hから100km/hです。
つまり、これらの車線維持支援機能は一般道での使用は出来ません。
また、自動運転ではありませんので、システム作動中でもステアリングから手を離さず、前方をよく確認することが大切です。
衝突軽減ブレーキの「プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)」と「レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)」の機能を利用するため、メーカーオプション装着車は全てセットで選択することが必要です。
レーンキーピングアシストの使い方
車速約65km/h以上の高速走行時に、レーダークルーズコントロールを使用した状態で「LKA」スイッチを押してオンにします。
すると、車線逸脱警報機能と車線維持支援機能が同時に有効になります。
また、オフにするときには、もう一度「LKA」スイッチを押します。
レーンキーピングアシストが作動しないケース
レーンキーピングアシストは、ウインカーレバーを操作した場合や車線変更のためステアリングを操作した場合には一旦作動が解除され、数秒間経過しないと作動が再開しません。
ブレーキペダルを踏んだときには、レーダークルーズコントロールが解除されるため、自動でレーンキーピングアシストも解除されます。
さらに、作動する車速(約50km/h or 約65km/h)より低下した場合や、車線が薄く認識できない場合、ワイパーが連続作動した際には作動しなくなります。