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更新日:2019.06.10 / 掲載日:2018.01.19
独ダイムラー、「Gクラス」をフルモデルチェンジ

米デトロイトショーで発表された新型「Gクラス」
独ダイムラーは、「Gクラス」をフルモデルチェンジして、米デトロイトショーで発表した。Gクラスは、1979年にデビューしたロングセラーのSUVモデル。当時はゲレンデヴァーゲンと呼ばれていた。
今回のモデルチェンジでもエクステリアデザインはキープコンセプトとなり、独特なドアのハンドル形状や閉める音、露出したスペアホイールカバーなどを従来モデルから踏襲している。新型ではLEDヘッドライトや運転支援システム、新しいサスペンションといった現代のモデルに相応しい装備が用意されている。

フルモデルチェンジでは、インストルメントパネルを新設計している
インテリアは大きく進化し、インストルメントパネルを新設計するだけでなく、新型EクラスやSクラスで採用される2つの12.3インチディスプレイなどを搭載。スペースについても、1列目ではレッグルームとショルダールームがそれぞれ38mm拡大、2列目ではレッグルームが150mm拡大、ショルダールームが27mm拡大されている。

スペースについても、1列目のレッグルームとショルダールームをそれぞれ拡大

今回のモデルチェンジでもエクステリアデザインはキープコンセプト
また、「Comfort」(コンフォート)、「Sport」(スポーツ)、「Eco」(エコ)、「Individual」から選択可能なドライブモードを採用。エンジン、トランスミッション、サスペンション、ステアリング、アシストシステムの特性を変更できる。オフロードモードである「Gモード」も新たに設定される。パワートレーンについては現段階で詳細は不明だが、「G 500」では、最高出力310kW(422HP)、最大トルク610Nmの4.0リッターV型8気筒ターボが搭載される。トランスミッションは、トルクコンバーターを備えた9速AT「9G-TRONIC」が組み合わされる。
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