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更新日:2020.04.13 / 掲載日:2016.12.08

スズキハスラーとMRワゴンの燃費や乗り心地等を徹底比較してみた

スズキハスラーとMRワゴンの燃費や乗り心地等を徹底比較してみた

goo-net編集チーム

今回はスズキの人気車種のハスラー(HUSTLER)Gターボと、
同じくスズキのMRワゴン(MR_WAGON)Xを徹底比較したいと思います。

共にスズキを代表する軽-RV系タイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?

サイズ

まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。

■スズキ ハスラー(HUSTLER)Gターボ
全長×全幅×全高
3395×1475×1665mm

■スズキ MRワゴン(MR_WAGON)X
全長×全幅×全高
3395×1475×1625mm

両車ともに軽自動車の規格いっぱいのサイズで作られ、スペース効率を重視した軽ワゴンです。

全高はハスラーが40mm上回り、ワゴンとSUVの中間的なコンセプトで、
ポップな色使いが似合うユニークなデザインが特徴です。

MRワゴンは大きなガラスウィンドウを持ち、
シンプルながら個性的で落ち着いたデザインです。

タイヤサイズ

■スズキ ハスラー(HUSTLER)Gターボ
(前)165/60R15 77H
(後)165/60R15 77H

■スズキ MRワゴン(MR_WAGON)X
(前)155/65R14 75S
(後)155/65R14 75S

ハスラーの方が1インチ大径でひと回り太いサイズのタイヤを標準装備しています。
偏平率が若干低く、スピードレンジの設定からもターボエンジンにマッチした、
細身ながらもスポーティなタイヤが装着されています。

MRワゴンはサイドウォールに高さのある、このクラスでは標準的なタイヤを備え、
経済性を重視した設定と言えるでしょう。

MRワゴンはアルミホイールを標準で装備しています。

乗車定員

■スズキ ハスラー(HUSTLER)Gターボ
4名

■スズキ MRワゴン(MR_WAGON)X
4名

両車ともに軽自動車の規格に沿った4名の乗車定員です。
4人家族もしくは、大人2名プラス12歳未満の子ども3名までなら乗車が可能です。

※法令は2016年11月時点で参照したものとなります。

維持費(燃費)

■スズキ ハスラー(HUSTLER)Gターボ
JC08モード燃費:27.8km/リットル
排気量:658cc
最高出力:64ps(47kW)/6000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:810kg

■スズキ MRワゴン(MR_WAGON)X
JC08モード燃費:30.0km/リットル
排気量:658cc
最高出力:52ps(38kW)/6000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:820kg

両車とも駆動方式はFFです。

ハスラーはインタークーラー付きターボエンジン+S-エネチャージと呼ばれる、
ハイブリッドシステムが搭載され、モーターが発進加速時から85km/hまでの、
幅広い速度域をスムーズにアシストしてくれるエンジン特性です。

燃費はMRワゴンの方が、2.2km/リットル優れた数値です。
MRワゴンは自然吸気エンジンに減速時のエネルギー回生機構、
「エネチャージ」など低燃費化技術を搭載し、優れた燃費性能を誇ります。

両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。

軽自動車税については、新規取得が2015年4月1日以前か以後かで金額が変わります。
以前の場合は7,200円、以後の場合は10,800円となります。
ご購入予定の車の新規取得の時期を販売店まで確認するようにしましょう。

室内

■スズキ ハスラー(HUSTLER)Gターボ
室内長×室内幅×室内高
2160×1295×1250mm

■スズキ MRワゴン(MR_WAGON)X
室内長×室内幅×室内高
2135×1285×1260mm

室内スペースはほぼ同じ数値ながら、
ハスラーの方が、室内長25mm、室内幅10mm上回りますが、
室内高はMRワゴンが10mm上回っています。

両車ともにリアシートが左右独立してリクライニング&160mmスライドする機構を備え、
後席でもリラックスできる居住性に優れたパッケージデザインです。
また分割可倒式の後席を備え、長尺ものや大きな荷物を積む際の大変便利です。

買い物からアウトドアまで幅広いシーンで活躍する、
広々とした室内空間と収納スペースを持っています。

新車価格

■スズキ ハスラー(HUSTLER)Gターボ
1,359,720円

■スズキ MRワゴン(MR_WAGON)X
1,330,560円

※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

乗り心地

両車はほぼ同じ車両重量であり、ホイールベース長は同じサイズながら、
搭載するエンジンが異なり乗り味には大きな違いがあります。

■スズキ ハスラー(HUSTLER)Gターボ
パワフルな3気筒インタークーラー付きエンジンにハイブリッドシステムがプラスされ、
スムーズで力強い走行性能を誇ります。

タイヤとタイヤハウスのクリアランスから腰高に見えるSUV風なデザインも、
巧みなフェンダーデザインによるもので、実車の重心も低く安定感の高い操縦性能を誇ります。

シートパイピングを持った洒落たデザインのシートは、適度に反発性の高いクッションを備え、
スポーティな足周りとのマッチングも良く、快適な乗り心地を提供してくれます。

■スズキ MRワゴン(MR_WAGON)X
トリコット製の肌触りの良いベンチ型シートは掛け心地も良く、
柔らかめに設定されたサスペンション、空気量の多いタイヤと相まって、
地面の凹凸や路面からの振動をうまく吸収してくれます。

エンジン特性の優れた3気筒エンジンの軽さもあり、軽快な乗り心地と言えるでしょう。

操作性

最小回転半径は、ハスラーが4.6m、MRワゴンが4.4mと、
MRワゴンの方が、わずかに小回りがきくことがわかります。
両車の差は、主にタイヤサイズとオーバーハングの違いが起因していると言えるでしょう。

ターゲット層

両車とも経済性に優れたエンジンを搭載しており、スズキを代表する人気のある2台です。
ボディデザインと搭載するエンジンタイプの違いが大きな特徴となります。

■スズキ ハスラー(HUSTLER)Gターボ
SUVとワゴンの中間的な位置づけであり、
「アクティブなライフスタイルに似合う軽クロスオーバー」をコンセプトにデザインされました。
視覚的に車高を高く見せるユニークなデザインが特徴です。

インタークーラー付きターボとハイブリッド「S-エネチャージ」システムと相まって、
走行安定性と経済性に優れ、幅広い使い方にマッチする実用性を兼ね備えています。

若々しいポップなボディデザインを持つ、
経済性に優れた軽ワゴンを求める若い方々へおすすめです。

■スズキ MRワゴン(MR_WAGON)X
ガラスウィンドウが大きく、小回りのきくコンパクトなボディは、
車庫入れや市街地のすれ違いなど、日常の運転のしやすさが特徴です。

スズキ独自の省燃費化技術である「アイドリングストップシステム」や「エコクール」、
減速時のエネルギーを回生するシステム「エネチャージ」、「CVTのフリクション軽減」などに加え、
徹底したボディの軽量化により優れた低燃費性能を誇ります。

軽量なボディと小気味良いエンジン特性を持つ自然吸気エンジンとCVTにより、
スムーズで軽快な走行性能を誇ります。

柔らかな乗り心地、運転のしやすさ、実用性が高く広い室内空間など、
日常から家族ドライブまで長く乗れる車を求める方々へおすすめです。

シンプルながら落ち着いたデザインは、
ハスラーと比較してより年齢層を広く意識したパッケージになっています。

外観

  • スズキ ハスラー(HUSTLER)Gターボ

    goo-net編集チーム

    スズキ ハスラー(HUSTLER)Gターボ

  • スズキ MRワゴン(MR_WAGON)X

    goo-net編集チーム

    スズキ MRワゴン(MR_WAGON)X

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※参考URL
スズキ ハスラー(HUSTLER)Gターボ:
http://www.goo-net.com/catalog/SUZUKI/HUSTLER/10100978/index.html

スズキ MRワゴン(MR_WAGON)X:
http://www.goo-net.com/catalog/SUZUKI/MR_WAGON/10093972/index.html

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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