車のエンタメ
更新日:2018.11.02 / 掲載日:2016.11.01
ラジコンで再現した「グランツーリスモ」の動画がすごい!
「趣味が高じて、玄人はだし」ってこと、ずいぶんと昔からあったんだと思いますが、インターネットの時代になって「すごい素人」を目にする機会は格段に多くなったのではないでしょうか。個人でメディアを持つことがかんたんにできるようになって、ブロガーとかユーチューバーといった人たちも数多くいます。
フランス人のアマチュア映像クリエーター、Alexandre SyngerさんがYoutubeに投稿した作品も、かなり気合が入ってます。人気ゲーム「グランツーリスモ」をラジコンで再現した動画です。
オープニングから、再現性の高いこと!
車種選択画面もコース選択画面も「それっぽさ」満点です。
コースの画面に切り替わったところから、GTっぽさとジオラマっぽさが同居したような映像になっていきます。
スターティンググリッドに並んでるときの画面表示は、まさにGT! ちゃんとモデルごとにエンジン音も変えてあって、テンションあがる~。
スタートした途端に映像の質が悪くなるのはちょっと残念ですが、スピード感あふれる展開と音声のクォリティの高さはGoodです。
とはいえ、このまま走ってるのを見てるだけだと飽きる……と感じはじめたころ、トップに躍り出たダッヂ「ヴァイパー GTS-R」がコースアウトしてクラッシュ!
代わりに……なのか、日産「GT-R ニスモ GT3」が途中参戦。メーター視点もあるんですね。
GT-Rがコースに出てライバルを追いかけはじめてすぐ、こんどはトヨタ「カストロール TOM’S スープラ」にトラブルが発生します。センターロック式のホイールのナットが緩んで脱落。タイヤもはずれてコントロール不能に陥ってしまうんです。
スープラが突っ込んで行った先には、人が……。ん!? ステルスアクションゲーム「メタルギアソリッド」のソリッド・スネーク!?
ソリッド・スネークは、アンコントローラブルになったスープラにタイヤウォールともどもはね飛ばされてゲームオーバー……って、ちがうゲームだから!
ってなことをしているあいだにもレースは進み、フォード「GT」とスズキ「エスクード パイクス・ピーク バージョン」が接触。
エスクードは仮フェンスに突っ込んでランオフエリアを横切り、ボディの下側から白煙をあげながらコース上で停止。いったいどうやって演出してるんでしょうか?
最後はフォードGTと日産GT-Rの一騎打ち。ゴール前の直線でGT-Rが追い越しをかけますが、フォードGTもなかなかしぶとく粘ります。
最後の最後で大逆転!
これは撮るのもたいへんだっただろうけど、編集も、音を入れるのも、そうとうの時間と労力が必要だったはず。この情熱、ほんとにすごいわ~。