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更新日:2026.09.03 / 掲載日:2026.09.03
新型レヴォーグ2027年後半登場へ! 全車S:HEV化しスタイリッシュワゴンに

SUBARUのスポーツワゴン「レヴォーグ」が、2027年後半にもフルモデルチェンジされる可能性が高まっている。現行型は2020年に登場した2代目で、水平対向エンジンとシンメトリカルAWDによる走行性能、ツーリングワゴンならではの実用性、先進安全技術を組み合わせたモデルだ。SUVが主流となった現在も、スポーティなワゴンとして独自の存在感を保っている。
次期型で最大の変更点となるのは、パワートレーンだ。現行モデルでは1.8Lターボや、STI Sport R系に搭載される2.4L水平対向直噴ターボが用意されているが、次期レヴォーグではストロングハイブリッド「S:HEV」に一本化される可能性が高い。従来の2.4Lターボは設定されず、電動化を前提とした新世代スポーツワゴンへ転換するとみられる。
S:HEVは、トヨタのハイブリッド技術をベースとするシリーズ・パラレル方式を採用しながら、SUBARU独自の2.5L水平対向4気筒エンジンとシンメトリカルAWDを組み合わせたシステムだ。駆動用と発電用の2つのモーターを備え、走行状況に応じてエンジンとモーターを効率的に使い分ける。
また、電動化されたモデルでありながら、プロペラシャフトによって前後輪を機械的につなぐAWDを維持している点も特徴となる。トヨタの電動化技術を活用しつつ、水平対向エンジンと機械式AWDというSUBARU伝統のレイアウトを残している。
S:HEVはすでにクロストレックやフォレスターに採用され、2026年にはレヴォーグ レイバックにも追加された。主力車種への展開を加速させるSUBARUの方針を考えれば、次期レヴォーグが全車S:HEVとなるのは自然な流れだろう。
2.4Lターボを失うことで、従来の力強い加速を懸念する声もありそうだ。しかし次期型では、モーターが持つ瞬発力と優れたレスポンスを生かし、シャシーやAWD制御を含めてスポーツ性能を作り込むと予想される。単なる燃費重視のハイブリッドワゴンではなく、電動化を武器にしたスポーツツアラーを目指すことになりそうだ。
デザインも大きく進化するとみられる。次期レヴォーグは現行型以上に低くワイドなプロポーションを採用し、次期WRX 4ドアにも通じるスポーティでスタイリッシュなスタイルになる可能性がある。シャープなフロントマスクや張り出したフェンダー、低く構えたキャビンなどにより、SUVとは異なる「低いスポーツモデル」としての個性を強調するだろう。
一方、レヴォーグをベースとするクロスオーバーモデル、レヴォーグ レイバックも、次期型ではキャラクターをさらに明確にすると予想される。現行型はレヴォーグの最低地上高を高め、SUVテイストを加えたモデルだが、次世代ではボディ下部のプロテクションや力強いフロントマスクを採用し、よりSUVらしい方向へ進化する可能性が高い。
日本市場からアウトバックが姿を消した現在、次期レイバックがその空白の一部を埋める存在となることも考えられる。レヴォーグが次期WRXに通じる低くスタイリッシュなスポーツワゴンを目指すのに対し、レイバックはアウトバックに近い力強さを持つクロスオーバーSUVへと進化する。基本技術を共有しながら、デザインや走行キャラクターを分けることで、両車の棲み分けは現在以上に明確になりそうだ。
次期レヴォーグの登場時期は、2027年後半が有力とされている。その時期から考えると、2027年開催予定のジャパンモビリティショーで、実車または次期型の方向性を示すコンセプトモデルが世界初公開される可能性もある。
次期レヴォーグは、現行型の単純な正常進化ではなく、「電動化時代のSUBARUスポーツワゴン」を示すモデルになるだろう。トヨタ由来のハイブリッド技術と、SUBARU独自の水平対向エンジン、シンメトリカルAWDを融合したS:HEVを武器に、SUV全盛の市場で低いスポーツワゴンの魅力をどこまで高めるのか。2027年の正式発表に向け、今後の動向が注目される。