車種別・最新情報
更新日:2026.04.26 / 掲載日:2026.04.26
こだわりの“技アリ!”SUV・フォレスター
ここに技あり! こだわりのSUV選び
今や愛車選びの大本命で車種も豊富なSUV。今回は多彩なSUVの中から個性派を選抜。“ならでは”の魅力を掘り下げてみた。
●文:渡辺陽一郎
※本記事の内容は月刊自家用車2026年5月号制作時点(2025年3月中旬)のものです。
SUBARU フォレスター
●価格:385万〜464万2000円 ※一部改良後の価格/編集部調べ 【1.8ℓガソリンターボ・4WD】【2.5ℓ HEV・4WD】


SUVの中心価値に忠実。商談は改良後のモデルとなる
スバルは50年以上も前から、水平対向エンジンと4WDを搭載するレオーネやレガシィなどの乗用車を生産してきた。スバルでは4WDの人気が圧倒的に高く、世界生産台数の98%が4WDだ(OEMなどを除く)。4WDと親和性の高いSUVも豊富で、特に注目される車種がフォレスター。全高は1730㎜で、ホイールベースの等しいレヴォーグレイバックを160㎜上まわる。最低地上高も220㎜と余裕があり、悪路のデコボコや大きめの段差も乗り越えやすい。フロントマスクには十分な厚みがあり、外観の存在感も強い。一方で最小回転半径は5・4mに収まり、水平基調のデザインによって前後左右ともに視界も良いから運転しやすい。
インパネなどの内装は上質で、全長が4655㎜の割に車内は広い。身長170㎝の大人4名が乗車した時、後席に座る乗員のヒザ先空間は、握りコブシ2つ半に達する。リヤゲートの角度が立っているので、背の高い荷物も積みやすい。居住性、積載性ともに良好だ。先進安全装備や運転支援機能も充実させ、上級グレードはアイサイトXテクノロジーも採用する。渋滞時には、ステアリングホイールから手を離しても運転支援機能が作動する。料金所の手前で自動的に減速する機能も備わる。全車に標準装着される歩行者保護エアバッグは、フロントピラーの位置までカバーして自転車の乗員等の頭部も保護する。
パワーユニットは水平対向4気筒2.5ℓエンジンのストロングハイブリッドと1.8ℓターボ。人気が高いのはストロングハイブリッドで、排気量が2.5ℓだから、実用回転域の駆動力も高い。モーターも併用するから、アクセル操作に対する車両の反応も機敏だ。発進時の加速は3ℓ級のNAエンジンを上まわり、ノイズも小さく快適な移動を続けられる。水平対向エンジンによる低重心と熟成された足まわりなどにより、背の高いSUVでありながら走行安定性も良好だ。悪路走破力を高めるX-MODEも採用した。
グレードはストロングハイブリッドのプレミアムS:HEV EXが買い得だ。ターボの上位グレードより約30万円高いが、購入時に納める環境性能割などが安く、出費ははあまり拡大しない。2.5ℓエンジンの搭載で動力性能が高く、WLTCモード燃費から算出すると、ストロングハイブリッドはターボに比べて燃料代を26%節約できる。販売も好調で、納期が約8か月に延びたことから、今は’26年春に実施される一部改良後の仕様を受注している。
ココが“技アリ!”→遊びを支えるオフロードの安心感

スバル自慢のシンメトリカルAWDに加え、4輪のトルクを状況に応じて自動制御するX-MODEを搭載。乾いた舗装路から雪道までさまざまな道を安定して走ることができる。モノコックフレームのクロスオーバーSUVなのでボディに過度な負荷を与えるのは禁物だが、写真のデモのように片側の車輪が宙に浮くような状況もスタック知らずだ。